いつもブログをお読みくださりありがとうございます。
今日は、
本をご紹介します。
この本に巡り会えたヨロコビ。
「神仏のなみだ」
桜井識子 著
桜井識子さんは、レイキヒーラー仲間からは話を聞いていまして、ブログをちょっと覗く程度でしたが、
たまたま、Amazonでこの本の評価を読んだらなんか良くて、無性に読みたくなって購入しました。
桜井さんは、神社や寺に参拝した時に感じたことや、神様や仏様と実際に会話して、教えていただいたことをブログに書いているようです。
この方のおかげで、神様や仏様が身近に感じられ、有り難さを感じられた方はいっぱいいるのでしょうね。
参拝の仕方や意味などを知ることや、
神仏とちゃんと向き合えることに、
貢献されているようです。
だって、神様仏様から直接教わっているのですからね。
私も著書を読んで、神様仏様のお心を知りました。
この本は、
3章に分かれています。
第1章は、
祠などの小さな神仏を探して、神様や眷属にインタビューのような形を取っています。
昔の人々の信仰の厚さについてわかります。
昔の人が厚く信仰しているために、その地域には「信仰の貯金がある」という言い方をされていました。
神様を信じる人が、今と違い、圧倒的に多いのですよね。
昔の人は、勉強もしていないし知識もない。
ただただ神様にお願いする。参拝する。
神様もお願いを聞く。
叶えてもらったらお礼の参拝。
ありがとうの感謝の言葉をもらい、神様も霊格が上がる(とか、そのようなことが書いてあったと思います)
神様と人間の良い関係。
他にも、色々とためになることが書いてありました。
知れば知るほど面白い神道の世界。
第2章は、
東日本大震災津波到達ライン付近の神社を周り、神社付近で何があったのかを探る取材の旅。
これはもう、圧倒されました。
神様に。
神社付近で津波が止まっているんですよね。
それも1社じゃなくて。
まわる神社の色々な神様が、衰弱していて、あまりに疲れていて会話ができないほど。(龍などの空の神様は天からエネルギーをもらって回復しているそうです)
津波が来ると、神様はどうしたのか。
人を誘導する神様は、パニックに陥っている人の魂に話しかける。冷静な判断ができない人に、どっちに逃げようか自分で思いつくように、手助けしているんですね。
津波を止める神様は、波を止める。
持てる力を全て出し切る。
なので、疲弊して会話ができなくなっている神様がほとんど。
地震は地球のエネルギーなので巨大で、神様が止めるのは大変なんだそうです。
神を信じなかったり、地震で災害になり神を恨む人もいるかも知れない中、神様はただただ愛を与え続ける。人間を助けたいと、1人でも多く助けてやりたいと、全力で支えてくださっていた。
読んでいて、胸が熱くなりました。
そして、疲弊した神様が元の姿になるまでには、静かにお休みになるしかないのだそうです。(30〜50年はかかるそうです。)
※この本は平成29年発行
そのあとにまた大きな地震があったら、もうどうなるかわからないと思うと、怖くなります。
実際に神社に感謝の参拝をしたいなあと思いました。
(東北に行けるかどうかわからないけど)
そして、神様の凄さ。
素晴らしさに感動です。
第3章は、
キリストさま。セドナの教会でキリスト様と会話して、思い出したことなどを書いておられます。
桜井さんの記憶にあるキリスト様があって、過去世のような感じです。
現在、桜井さんは神仏に付いてブログや著書でご紹介することをされているようですが、
神様を身近に感じてもらい、困っている人が1人でも光に導かれますよう、活動をしたいと思うきっかけとなった過去世があるようでした。
そして、ドキドキして読んだのが、人間であるキリスト様とお話ししている桜井さんの過去世の少年の箇所。
キリスト様は、人間時代にどんな感じだったのか。
やっぱりただの人間ではなかったのですが、そこも読んでいて強烈な印象でした。
是非、読んでいただきたいと思いました。
あと、だいぶお待たせしていますが、これです!
認知症の話です。
巻末に、短編で物語が付いています。
地獄の閻魔様についてのお話しです。
フィクションとはおっしゃっていますが、桜井さんの存じ上げる(罪を犯した人の)死後の世界をわかりやすく紹介するようなお話しになっています。
これがまたまた面白かった。
罪を犯した人が閻魔様に裁かれます。
閻魔様はあんな怖い顔をしていますが、わざと怖い顔をしており、本心は、心優しい仏様。
罪を認め、二度とここに来ないように改心させ、地獄部屋に送る。
色々な罪を犯した人が来て地獄部屋に送られて行きましたが、一番最後の老齢の男性が、悲しく苦しく、哀れでたまらなかった。
人間は、
人間として生まれた最初は、罪が理解できないので、何度も罪を犯し、地獄に連れて来られる。
人間としての格が上がると自分で自分の罪を恥じるようになり、罪も軽くなる。
しかしその老齢の男性は、何回も転生して人間の格が上がり、もう来ないはずだった。
けれども殺人をしてしまった。
殺したのは奥さん。
認知症の奥さん。
彼は追い詰められていた。
人の助けを借りず、
社会資源も使わず、
自分で自分を追い詰め、最後はとうとう…。
閻魔様は、叱ります。
もう来ないはずだったのではないか?
わかっているのではないか?と
仕方がなかった、どうしようもなかった、と答える男性。
そこで、スクリーンに映し出されます。
男性の人生が。
生まれて、成長し、大人になり、
奥様と出会い、結婚し、幸せな人生。
子供が独り立ちし、
夫婦2人の生活。
奥様の様子が徐々におかしくなり、認知症になる。
男性が追い詰められる様子が。
読んでいる私も辛く、本当に気の毒に思います。
ここからです。
奥様はどうだったのか?
奥様は、どう思っていたのか?
考えたことはあるか?
スクリーンは、奥様の様子を映し出します。
(ここでは内容は省きます。読んで欲しい)
男性はその様子を見て、がっくりと肩を落とす。
泣き崩れる男性…
なんかね、胸が痛かったです。
悲しいんじゃなくて。
愛とは、
人生とは、
なんと辛くて苦しいものか、
そして、なんて壮大なものなんだろう。
残念でならないですし 、
複雑な思いでした。
ご主人は思い出すんですよね。
ご夫婦が生まれる前に約束してきことを。
奥様が、人生の最後に大きな勉強をしたいと。
ある学びをしたいと。
協力してくれますか?と。
ご主人に打ち明け、ご主人も納得しました。
そのご夫婦の学びは、上手く行きませんでした。
自分の人生を振り返り、その男性は自分を責める。
奥様が学びたかったこと。
介護してもらう側の経験。
人の手がないと行きていけない、生活していけない経験。
感謝を学び、
介護者への深い愛を学びたかったと。
私は現在もホームヘルパーをしていますが、
自分と重なります。
どんなに悪態を付いたり、
ヘルパーを殴ったりしても、
それが難易度が高いほど、
介護の根底には、そのような、人と人の深い愛を学ぶという経験をしているのですね。
読み終えたあと、
なんだかすごいお話を読んだと、
しばらくぼーっとなってました。
良書。
おすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
