【これまでのあらすじ】

TOEICの試験会場が遠すぎる・・・とボヤいていたら、岡本太郎美術館のすぐ近くだと知り、おお神よ!文句たれてすみませんでした!と、何事にも感謝する姿勢を再度学んだ私。

TOEICを専修大学で受け、その足で生田緑地内にある岡本太郎美術館へ向かったのであった・・・。

 

TOEICは、微妙だった。。。

そもそも、今日模試で先に家を出た娘が“自分の時計がない”というので私の腕時計を貸してしまい、時計なしで臨んだのがいけなかった・・・泣き笑い

更に、家では経済問題のウエイトを多めにして解いていたら、本番はケータリング、レストラン系が立て続けに出て時間をくって、時間切れで後半の読解が解けずに終わった不安ガーンチーン

フィットネス&イベント&図書館系のトピックは、馴染みがある分、内容が頭に残りやすいんだけれど、自分の生活に関係ないことだともはや記憶力テスト滝汗

誰がいつどーしてこーしてあーして・・・真顔・・・で!?←アカンやつ

 

神が、自分の実力でがんばりや~ということに関して、ミラクルは起こらないのか・・・と自分を納得させながら、携帯を片手に美術館を探して歩いた。

大学の敷地の隣ではあったけれど、いざ移動すると目的地は1・7km先。

大学の広さもさることながら、生田緑地という大きな公園の中に川崎市岡本太郎美術館は入っていた。

 

↓ようやく見つけた~!の1枚

さ~が~し~た~よ~、君たち(上にのってるそこの)。

 

入場券は1,000円。

 

入口から、真っ赤な顔がお出迎え。

 

 

夏休みに行った、メキシコ展の赤の女王を思い出した。

 

順路はバラバラに、迷路のような部屋を好きなように見てよいとのこと。

エネルギー、躍動、闘い、恐怖、衝撃・・・思い浮かんだ言葉を頭の中で呟いてみる。

 

音声ガイドもあったけれど、見る側も自由に見ていい・・・と言われているような気がして、解説など深く読み込むのはやめ、フラットな気持ちで行き来した。

どーしても、もののけ姫でカラカラいってるやつに見える。

 

こんにちは!お邪魔してます!と、つい声をかけたくなる空間。

 

太陽の塔、みっけ!

 

 

パース!パース!・・・って、どんだけボール集めよる??

 

私には、ダンスの舞台に見えて、楽しかった。

 

写真は撮りそびれたけれど、岡本太郎の両親と生い立ち、パリ留学や絵筆を置いて哲学、民俗学に傾倒していた時代についての展示が衝撃だった。

岡本太郎がスゴイ!っていうのは知っていた。

知名度や、TV番組で取り上げられた内容(芸術は爆発だのCM)等で。

それが、こんなに深いバックグラウンドと、幅広い活動に裏打ちされていることを知って、驚いた・・・(見落としていたのか?)。

若い頃見えるものと、年を経て見えるものの違い・・・だと思う。

当時、同じようにドキュメンタリーだの、インタビューだのを見ても、あまり関心を持たずに素通りしていた情報や、表現の根底にある想いなど・・・。

昔は軽く受け流していたものが、歳をとってズドーンと響く。

歳をとるのは、悪いことばかりじゃない。

若い頃の自分がいかに愚かだったか、という恥をよしとすればこそ、だけれど。

 

 

たくさんの作品に触れて、パワーをもらって、最後には笑顔になれた!

2ショット!

こんなフォト・スポットもあるので、お越しの際はぜひ。

↓見切れているけど、太陽の塔の顔はめパネルもあるよ。

ムフフ。

 

その後・・・16時過ぎに帰宅して、息子がパジャマで出てくるもんで、1人にしたらこんなもんかー悲しいとちょっと凹んだ。

 

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