マーケティング的には商品やサービスは市場への導入期から始まり成長期、成熟期を経てやがて衰退期に入るとされています。ではアロマセラピーやハーブ療法も今後はニーズやマーケットが縮小していくのでしょうか。私はそうは思っていません。むしろ本格的な普及はこれからではないでしょうか。その理由として自然療法の適応となる病気や症状が増加すること、現代医学に対する不安や不信が増加することなどいくつかあります。医療費の削減を目的とした自己負担率の増加による予防意識の高まりといった点も一因になるかも知れません。いずれにしろアロマやハーブが万能薬や特効薬であるといった誤解を生じないような取り組みやマーケティングが望まれると思います。