またまた残念なハナシです。花粉症への効果をほのめかしたジャムウをうたったハーブティーにステロイド成分が混入していることがわかりました(デキサメタゾン3μg/g)。ジャムウというのはバリやジャワに伝わる伝統的な植物療法なのですが昔から歪曲したイメージで伝えられていて本当の姿が伝えられていません。今回の事件もジャムウのイメージダウンにならないか心配です。ジャムウについては東邦大の高橋澄子先生が平河出版社から『ジャムウ』という学術書を出されています。ウコンは米国のがん化学予防でも大きな注目を集めましたがジャムウでは何よりもウコンが多用されます。