緑の図書館、館長の緑魔子です(知らないってばよ)。ケアだとかセラピーってのは代替療法の関係者だけでなく今や国家的な課題であるってことですよ。上野千鶴子さんともう一人、目が離せないのが広井良典さん。千葉大から京大に移籍されたようですが。本書には森林療法のパイオニアである上原巌さんのインタビューも収録されています。あと広井さんのライフワークの鎮守の森ネットワークのことなど。あなたの好きな(笑)スピリチュアリティーに関する論考もあり。広井さんてもと厚生省出身ですよね。こういう方が厚労省にいてくれたら良いんですけどね。やっぱやめちゃうんだなぁー。ま、科学は科学なんだろうけどそろそろ何のための科学かってのを考えなきゃいかんねー。 『ケアのゆくえ科学のゆくえ』広井良典著 岩波書店 *グリーンフラスコでは取り扱っていません。