ヒトにとって精油はXenobiotics(生体異物)すなわち毒。 したがって代謝(解毒)系が亢進し、こころもカラダもキレイになる。ただし過量であれば文字通り「毒」として甚大な健康被害が生じることは子供でもわかる(ワタシの姉が飼っている亀でもわかる)。大阪で村上明先生のケミカルトレーニング説のハナシをしたがホルミシスも同じ文脈かも知れない。これは波動とか量子医学とか「僕たちイケてる系オタク族」の好むようなハナシではない。地に足がついた物質レベル(星乃珈琲のエビピラフは美味しいみたいなやつ)のお話。東大病院の稲葉俊郎先生の著書~『いのちを呼びさますもの』アノニマスタジオより以下、引用。 私たちには異物と判断したものを自動的に排除する免疫システムが備わっている。ただ、その生命の知恵として持つシステムの本質を「戦争」のメタファーとして捉え、病や異物を憎悪して攻撃する対象として考えるのか、あるいは新たな「調和」へと至るメタファーとして捉え、病や異物
の深い意味を読み取るように新しい平衡状態へ移行するきっかけとして考えるのか、その考え方の違いは日々の積み重ねの中で心身へ大きな影響を与え続けるだろう。