先日、NoANoAさんの7周年の記念セミナーに参加した。普通はハーブといえば味と香り。ところがNoANoAさんが一貫して追究しているのはフィトカラー。植物色素は紫外線を吸収し、活性酸素を消去する。そのため一般に色が濃いハーブや野菜は抗酸化作用(抗老化作用)が強い。さて、このような化学的な解釈とは別に植物にとっての色というのはコミュニケーション手段ともいえる。例えば果実の果皮が色づくのは動物が食べてもよいというサインのようなもの。ハーブが香りを発して害虫を忌避したり反対に誘引して受粉の手伝いをさせるなど香りも色も生存のための高等戦術とも言える。色香に惑うのは人間だけではない。 ええハナシや。