パンダの街、上野の国立科学博物館にて。植物療法の立場からみてひとこと物申す。 ①売店のダイオウイカさんのサイズが(中)と(小)だけだが(大)も置いて欲しい。②ガレノスを「著名な解剖学者」と紹介してるがガレノス製剤にもふれてもらいたい。③人体を構成する細胞の数を37兆としているが昔は60兆としていた。一挙におよそ40%減というのサプリの安売りじゃないんだから差がありすぎ。説明と今まで間違ってたお詫びがほしい。④神経は自律神経と体性神経から成るとあるが別個の説明に加えて両者の関係、特に体性-自律神経反射にふれてほしい。また最近の一部の心理療法で改めて注目されている迷走神経についての説明もほしい。⑤心臓を相変わらずポンプと捉えているがハートマス研究所の研究なども紹介してほしい。⑥人体は脳による一元的支配ではなく様々な臓器などによるネットワークで成り立っているとあるがカラダの内側だけでなくカラダの外とも非局在的にネットワークしていることも伝え
てほしい。なお実物の臓器の標本の展示箇所には「見たくないひとは矢印に従って進んでください」みたいにエラク気を使っているが「模型はよいが実物はビミョー」という心性にこそ「人体の神秘」の本質が垣間見れる気がするけどね。