西洋の精油は液体ですが東洋のお香は固体、しかし原料の香料はというとサンダルウッド=白檀のように共通性も多々あります。 わが国の伝統的なお香といってもその原料の香料は遠く海の彼方からもたらされたもの。ただしそこには日本人の独自のセンスや匠の技が散りばめられているのも事実です。8月31日(木)14時からのセミナーでは日本香文化学会代表の千葉光柏先生をお招きしてわが国の香りの文化であるお香の歴史や原料などについてあまり知られていないお話を聞かせていただきます。また千葉先生が開発に関わられた世にも不思議なお香(捲灰寿帯香~燃えた線香の灰が落ちずにくるくると巻き付くおめでたいお香)や国産ハーブの明日葉を混ぜた塗香について解説していただきます。またとない機会ですのでぜひご参加ください。