義父の作りためた俳句ノートを

夫が半年がかりで選句、1冊の本にした。

数回の校正で、句集が出版になる前夜。

11時半に電話で病院から呼びだされ

12時に義父は天寿を全うした。98歳

翌日自宅に俳句集が届いた。

なんと偶然のことか。

いや、本人らしい。

まさか、葬儀が、俳句集を手渡す日になるとは。

義父が愛した社交ダンスを思い出し

サルサの音楽を流して送った。

親戚も懐かしみながら語った。


涙ながらに、感謝の気持ちを伝えてくれた

優しい義父

子育てを全面的に支えてくれて

毎日のゴミ出し、洗濯物の取り込みを

1日も休まずにやってくれていた。

共働きの家族を守っていた。


義父の遺した日記

布団干し タノシイ


みんながおじいちゃんにありがとうって言っている。

俳句集これから載せていきます