今日、ついに言ってしまった。
いつも言われる度に気になって苛ついていた言葉に反応して、やっちゃった。
どこかの会社から勧誘の電話がかかってきて、
「○○様のお宅におまちがいないですか?」
と訊かれたので、
「おまちがいないか・・・って、自分の家をまちがうことはないですけど」

まあ、大人げないと思うけど、どうしても我慢がならないこの言葉。
なんで赤の他人に自分のことがまちがってないかどうかを尋ねられなければいけないのか、
最近どこへ行ってもこう訊かれてウンザリしている。
きっとみんな、丁寧なことばのつもりで言っているのだろうけど、
言われる度に、あ~~!どいつもこいつも! と思ってしまう。
いったん気になり出すと、もういちいち気になって気になって仕方ない。
他にもこれ気になっている人いると思うんだけど、
私だけなのかなあ・・・。
自分の言葉遣いについて、常々気をつけているつもりでも、それでも、まちがった言葉を使っていると気づいて、恥ずかしい思いをすることが多い。特に、接客業につく自分としては、人に失礼にならないように、誤解のないように、相手が心地よく感じられるように、なによりも自分の会社の品格を落とさないように、口にする言葉は一句ずつに気を遣う。
しかし、どういうわけか私の職場では、必ずしも敬語に気を遣う必要はないという上司の意向がある。上司曰く、お客様に対する気持ちが第一。少々言葉がおかしくてもコミュニケーションがとれていれば良いとのことだ。
確かに誠意は大切だ。誠意が無ければどんなにきれいな言葉を並べても相手には伝わらない。だが、逆に誠意を伝えるために敬語があるとも言えるのではないだろうか。いくら気持ちがあっても、言葉遣いが悪ければ誤解を生む。だから、ちゃんとした言葉遣いをできるに越したことはないのだ。
そのようなわけで、私の周りでは、毎日毎日聞いているだけで顔が赤くなるような、また耳を疑うような、恐ろしい言葉が客に向けて降り注がれているのだけれど、それを止めるすべはない。たまにいたたまれなくなってこっそり忠告することもあるが、その後改善されたことは未だかつてないし、最近は「またか」と疎まれている気配さえ感じる。
先日本屋で『仕事で差がつく敬語の使い方』という本を偶然見つけ、ぱらぱらとめくってみたところ、思わず「そうそう!」と言いたくなるような内容がたくさん書かれていたので、それを買って、上司に見せてみると、「眠くなりそうな本だな・・・」と一瞥を投げて終わってしまった。本当に彼は、言葉には興味がないらしい。そのとおり、彼の話はいつも何を言っているかよく分からないし、接客しているのを見ていても、自分が客なら怒るだろうなと思ってしまう。
結論としては、今自分がいる会社の程度が、こんなものだと諦めなければならないということだ。社員ひとりひとりが放つ言葉が、会社の品位を決めるのだということを理解する気もないような、そんな職場に自分もいるのだ。この会社ではそれで良くても、他ではそうではないだろうから(そうでないことを願う)、私自身は、これからも言葉に敏感であり続けるよう努力していこう。
なんだこれは。なんなんだこの声は。
ぼんやり見ていたテレビドラマのエンドタイトルが流れて曲を聴いたとたん、私はその声に心を鷲づかみにされたような気がした。
慌ててパソコンの前まで走り、その声の持ち主を捜し出した。
はずかしながら、彼女のことをまったく知らなかった。こんなシンガーがいるのに、なぜ気づかなかったのだろう。
lecca 彼女はホンモノだ。レゲエのリズムに乗って、声がぶれることなくまっすぐ心に届く。そもそも私が歌を聴くときというのは、音は各パートごとにはっきり聞こえてくるけれど、歌詞は頭に入らない。これが私にとって普通なのだけれど、不思議なことに、彼女の歌を聴いていると歌詞がどんどん聞こえてくる。そして心に響く。ひょっとしたらこんなことは初めてかも知れない。それだけ歌に力があるのだろうと思う。
さっそくアルバムをダウンロードしてみた。今年7月リリースの”BIG POPPER”は、どの歌もいい。ちょっと笑わしてくれるのやら、涙がでてきそうになるものまで、きっと他のアルバムも面白い歌がたくさんあるんだろうけど、とりあえずはここから。なにやら、マウスパッド投げ世界大会の公式テーマソングになった ”higher” という歌があるのだけど、実は私は、これが一番好きだ。自分を奮い立たせてくれるような力を感じる。しばらく私のテーマソングにしようかな。うん、そうしよう。

$a world of stray