今年も森で松や竹、南天、ウラジロ、ユズリハ、ヒカゲノカズラなどを集めてきて、正月飾りを作りました。






正月飾りに用いられる草木は皆、薬効があります。
【松】
松に含まれる精油成分には皮膚を刺激する作用があり、血行が促進されるので松湯風呂に入ると神経痛、リウマチ、肩こり、腰痛などに良いとされています。松葉茶にして飲むと抗酸化作用があり、免疫力が高まります。
【竹】
竹はタケノコやハチクの新葉など食用にもなり、竹の仲間の隈笹には抗酸化作用なあり、制癌作用や消毒作用❨口臭抑制、口内炎の炎症抑制❩、糖尿病、高血圧、アレルギー改善、美肌効果、疲労回復等の効果があります
【梅】
梅は梅干しでお馴染みですが、抗菌、抗酸化作用、消化促進、アルカリ成分による体内中和作用等、様々な効果があります。
【南天】
南天の実は咳に効果があり、百日咳や気管支炎、喘息などに良いとされています。
【ユズリハ】
ユズリハの樹皮や葉には利尿作用があります。
寄生性皮膚病には煎じ液で患部を洗います。
【大和橘】
大和橘には健胃、鎮咳作用があります。
【ウラジロ】
ウラジロには利尿作用があります。
【ヒカゲノカズラ】
ヒカゲノカズラの胞子は皮膚の爛れに効果があり、患部に散布します。

お正月が過ぎたら用いた草木に感謝しながら
身体に取り入れ、無病息災の心身を創ります。