自分に自信がなく自己肯定感が低いから上げたい!
自己肯定感を上げるためにどうしたらいいですか?
「自己肯定感」という言葉が当たり前のように世間に認知され頻繁に使われるようになると、それが重要事項のように感じられ振り回されてないでしょうか?
自己肯定感が低い!上げなきゃ!
自己肯定感の低い自分じゃダメだ!
と「自己肯定感」という言葉を使って、自分を責めを繰り返し、自己否定を強化している人がすごく多いように思います。
あなたはいかがですか?
自己肯定感を上げるため、
できるだけ自分のことを
褒めるようにしています
という人は多いんじゃないかと思うんですけど、自分を褒めれば褒めるほど自分に嘘をついているようで、余計に自己肯定感が下がっているという人もいるんじゃないでしょうか?
また、
自己肯定感を上げるために
理想の自分になれるよう
頑張っています
という人もいるでしょうけど、頑張れば頑張るほど、できてない自分にイラついたり、頑張りを認められない気づいてもらえず不満がたまったり、頑張らない人に無性に腹が立つ・・・みたいな現実が頻繁に起こってないでしょうか?
自己肯定感をあげようと頑張っているのに、こんなことになるなんて、一体何が起きてるんでしょうか?
自己肯定感というのは、どんな時も「この自分で大丈夫」と思えている自分の感覚を云いますが・・・
「自分が肯定できる自分」「この自分で大丈夫と思える自分」「自分がいいと思える自分」「自分が好きになれる自分」になれば、自己肯定感が上がると勘違いしている人が多いような気がします。
誰の中にも、「いいと思える自分」も、「いいと思えない自分」もある。
いろんな自分がいる。
自分の中が多様性に富んでいる。
自分の優しい面が出てきたり
意地悪な面が出たり
落ち着いた自分の時もあれば
イライラした自分もいる
素直な自分もいれば
拗ねた自分もいる
自然な笑顔が出るときもあれば
作り笑顔をしてしまうときもある
プリズムのように、
こちらから光が当たると赤が
あちらから当たると青が現われるように
何かに反応して
〇〇な自分が現われる。
どの瞬間のどんな自分も等しく価値がある。
あなたが嫌わなければ、安心と自信が生まれる。
あなたが嫌えば、不安や恐怖、
罪悪感や無価値観を味わい生きづらくなる。
自己肯定感を上げるという呪いにかかって、「ダメな自分」を嫌って排除しようとするのはやめましょう。
あなたの中の多様性を認めてください。
いろんな自分があるんだね、と。
自己肯定感を上げることに必死になるより
わたしがオススメするのは、自己受容の取り組みです。
自己受容とは、どんな自分もありのままに認め赦すことです。
自己受容がすすむと
- 自分の中に安心感が増す
- どんな時も、大丈夫と思える
- 自分がやりたいことに取り組めるようになる
- 悩むことがあっても、すぐに抜け出すことができる
- ひとに振り回されなくなる
- 自分を理解できるようになるので、誰かにわかってもらいたいという焦りやヒリヒリした欲求が薄くなる
- 他人のことを放っておけるようになる
こういう状態になると、自信があるとかないとか気にしてないし、自己肯定感があるとかないとかどうでもいいし、それより、自分の素直な欲求や情熱、直観、閃きに従って行動するのが当たり前になります。
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どんな自分もそのまま、ありのままに自己受容することで、結果、自己肯定感が上がるんです。
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