”わたし
コミュニケーションが苦手で
人とどう接したら良いのか
分らないんです。”
それが悩みになっている人は
少なくないですね。
ぶっちゃけ、
わたしその言葉を聞く度に
なんか変な違和感を覚えるんですよ。
コミュニケーション苦手と言うけど
いま自分のことちゃんと語れてるよね。
わたしが理解できる言葉で
ちゃんと伝えられてるよね。
なんの問題も無いけどね・・・とね。
多くの人が使いたがるフレーズ
”コミュニケーションが苦手”って
実際なんなんだろうね？
いろんな方と
カウンセリングさせていただく中で
“コミュニケーションが苦手”と
おっしゃる方達に共通することが
あるように思います。
それは
実は他人にあまり興味が無い。
ってこと。
他人に興味が向かないのは
自分のことのあれこれが
気になっているから。
それにばっかり
意識が行っているから。
『コミュニケーション苦手』という
もっともらしいけど
自分を
どう表現したら良いか
分らない､
というのが本心じゃないだろうか？
自分のことなのに
自分をどう表現したら良いか
分らないと思ってしまうのは
相手に合わせて
自分を適切に表現しなければ
拒絶される、引かれる・・とか
万が一、うっかり
表現してはいけない自分を
出してしまって
相手に拒絶される､引かれる
と怖れているからではないか？
これを
空気読めない人と思われる、
とか
地雷を踏んでしまう、
と表現する人も多い。
結局
コミュニケーションが苦手・・の正体は
わたしには
隠しておきたい自分や
見せられない自分
恥ずかしい自分が
自分の中に沢山あって
それがいつ出てしまうか怖くて
相手を不快にさせたり
拒絶されないか不安で
人と安心して話ができないんです。
って事ではないでしょうか？
では、どうしたら
コミュニケーション苦手
という悩みから解放されるのか？
人に見せられない、
見られたくない自分が
自分の中に確かにある、
ということを、まず認めることです。
そして
それは自分だけでなく
多くの人が同様に悩んでいることで
さして特別な悩みでも何でもないのだ
ということを理解することです。
ほとんどの人間にとっての悩み
だからこそ
自分から自分をさらけ出すことで
誰かが救われるのだ、ということを
知っておくと良いと思います。
みんな、
”誰かが声かけてくれたら
話せるのに・・”
と思ってるんですよ。
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