※2019-1-12の再UP記事
【心理カウンセラー森玲子の人生振り返り 全50記事一覧ページ】
前回
#9.自分を生き始めたんです。
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づつき。
====== #10 =======
アメリカに留学する
少し前から、
わたしは薄らと
生きづらさを感じていたんです。
わたしは母から
離れたかったのです。
母が重かった。
自由に生きたかった。
自分の人生を生きたかった。
父に代わって
母を守る。
という自分に立てた誓いが
もう重たかったんですね。
そして留学は
母を守ることを
十分頑張った自分に
当然のように与えられる
権利であるかのように、
自分に都合のいい論理で
やりたいことをやる許可を
自分に与えたわけです。
アメリカ留学の当時の自分の
動機としては
英会話の講師をしていたので
英語を教えるのに
それが使われている生活を
知らなければならない。
という、もっともらしい理由で
留学を決めるわけです。(笑)
その熱意を強くして
「母から離れたい」という
本当の思いに気づかないように
自分自身を巧妙にだましていた!!
自分が立てた誓いを
自分から放棄する罪悪感から
免れたかったんだろうと思います。
ひどいわ、わたし。(笑)
アメリカの語学学校で
一年勉強する
という当初の計画が
語学学校レベルの英語じゃダメだ。
やっぱり大学に入りたい。
と、滞在の期間も延長し
結局、大学生になっちゃったんですよ。
おまけに、親にお金出させて!
まぁ、やりたい放題。
手に職をつけて
稼ぐんだと
専門学校に行ったけど
本当の本当は
大学に行きたかったんですね、わたし。
父の代わりに
わたしが母を守る
からの一連の壮大なドラマを
よくよく見ると
わたしが
「やりたいことをする」のに
ある戦略を使っている
ことに気づきます。
それは
やりたいことやるのに
まず誰かの役に立ってから
そのご褒美として「やる」
許可を自分に与える。
もしくは、
誰かの役に立つよう頑張り
それに嫌気がさして
「こんなことやってられるか」
「ひとのことより自分のことじゃぁ」
とばかりに
自分のやりたいことに
取りかかる。
このパターンですよ。
人生を振り返ると
このパターンを
わたしは母との関係だけでなく
他の人との関係でも
やってたんですよね。
それが善いとか悪いとかじゃなく
あえて自分に負荷をかけて
やりたいことをやるチカラにしていた。
ということが
わかったんです。
自分に向き合うことで
自分を知ることの面白さ
人間の心理を深く知る面白さに
のめり込んでいくのでした。
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つづき。
↓ ↓
#11.そしてセミナージプシーになる①
https://ameblo.jp/greenbliss/entry-12432663842.html
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