舞い降りた天使 | 独りぼっちはいやだなあ

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つぼみでいいから花をもつためのブログ

それは10月22日、リハビリの帰り道のこと。
おかんが車で迎えに来てくれたので話をしながら帰っていると、
「すごく小さいネコが泣きわめいてたのよね~。見て見ぬふりしてきちゃったけど、どうしたかしら。うちは老ネコ2匹いるから飼えないしねえ。」
とおかん。
そうか~。かわいそうにね。どうしたんだろうね。
なんて世間話風にその場は過ぎて。

実家に到着して、泊まるので着替えたり、夕飯のおかずをつまみ食いしたりしてたその時。

ぎゃあああああああああああああ!!

?!?!?!?

なんだ?!なんの叫び声だ??

わたしが1階の窓から首を伸ばそうとしたら、

ずだだだだだだだだっ!!

ええええ?!何?!
階段をすごい勢いで下りるおかんの足音が!

慌てて玄関の方に行くと、
「ほら!!」
ぽいっとわたしにおかんが手渡したもの。
片手におさまるほど小さくあたたかいもの。
それがあの叫び声の正体だった。

ぎゃあああああああああああ!

すごい大きさの声で泣く。
それはそれは小さな、薄汚れた子ネコだった。

あ!さっき話してた子??
「そうよ!!この子!!どうする??」
どうするって・・・・とりあえず死にそうだからミルクをあげようよ!
「わかった!買ってくる!」

おかんはまた車を走らせてネコ用のミルクを買いに行ってくれた。
わたしは衰弱したその子をそっと両手に抱えてキッチンの椅子に座り、
大丈夫だからね。
と何度も呟いた。

まだ生まれて2~3週間くらいだろう。
買って来てもらったミルクを針の無い注射器で口に流し込む。
一生懸命飲む。生きよう、生きようとしている。
頑張れ~頑張れ~。
身体をさすりながらミルクをあげる。

一段落したところで、我に返る。

いったいどうしたっていうの?なんでこんな生まれたての子がいるの?
「多分あの人(近所で有名な変わり者)よ!わざとうちの前に置いていったんだよ!」
どういうこと?
「野良猫を虚勢しないで産ませるだけ産ませて、かわいい子は売って、ぶさいくは捨ててるらしいのよ!」
ぶさいくって・・・こんなにかわいいのに・・・

ひどい話だ。うちがネコ好きなのを知ってか、うちの前に捨てていったのだ。
確かに急に鳴き声がしたもんなあ。ふっと表れたみたいだったもん。

「どうするの?」

現実問題、実家では老ネコが2匹いるし、両親とも働いているので留守しがちだし、
こんな小さい子の面倒は見られないだろう。
ただ、うちにもすでに2匹ネコがいる。身体の弱い子もいるし。
でもわたしには寸分の迷いもなかった。

育てよう。

迷い込んだ小さな命。わたしに助けを求めてくれているんだろう。

それから新米ママとしてのわたしは頑張っている。
3時間おきのミルク。排泄の手伝い(お尻を布でぽんぽんたたいてやると出る)。
湯たんぽを作ったり、離乳食の準備も平行したり。
とにかく元気になるように。

寝ている枕の横に、靴の箱で作ったこの子専用のベッドを置いて、
いつでも対応できるようにしている。
うっかり深く眠ってしまったら大変。
顔にがばっ!っと飛びついて来て、おなかすいた~~と鳴く。
おかげで顔が傷だらけだよ。
まだ甘噛みを知らないから本気で噛んでくる。あちこち血だらけ。

でも本当にかわいい。
平気で捨てる人が信じられない!!

あれから今日で3日たったけど、すくすくと育っているのがわかる。
今もわたしの膝の上で、カタカタいうキーボードの音に興味を示していて、
手に飛びかかろうとしている。
すっかり元気になったよ!

あとは感染とかに気をつけないと。

それから・・・

うちの子たちとの調和!
今のところ全然ダメ(笑)
ふとっちょのお姉ちゃんはずっとシャーーー!って言ってるし(笑)
寝室に隠れて出て来ない。
身体の弱いお姉ちゃんは、マイペースにこの子をじっと見つめて、
ふ~~ん。ってどっか行っちゃう。
この子はお姉ちゃんたちに向かって怒ったりしないけど、
だあれ?って不思議そうな顔でいつも見つめている。
かわいいよ(*^ー^)ノ

あ、膝の上で寝ちゃった。
まだ電池が切れるのが早い。ちょっと暴れてすぐ眠る。

そんなこんなでわたしのところに天使が迷い混んできたよ。

10月22日をこの子の誕生日に。
これから毎年お祝いできるといいね。

小ささわかるかな~?わたしの手のひらにすっぽりだよ!






名前は ねる です。
よろしくね(*^ー^)ノ

おやすみ、ねる。またあとでうんと遊ぼうね。