仕事を休んでもうだいぶ経ちます。
わたしは毎日、焦ったり、どうでもいいやと思ったり
どっちつかずの態度で暮らしています。
どうにもならないこの毎日に自分なりに色をつけようと
たまに買い物に出ます。
一人で長く出歩くことができないので
人手があるときに買出しに付き合ってもらって
大量の食材を買い込みます。
そのときはすごくわくわくして、色々な献立が頭をよぎります。
家の残りの食材をうまく組み合わせれば
なんと経済的に食事ができるのでしょうと
ひっそりと喜びます。
しかし食材はわたしより歩みが早く
冷蔵庫でもう一度出会ったときには
姿が変わってしまっているものがあります。
するとわたしは
ひとつの命をなくしたあの夜のように
自分を責めます。
わたしがここに連れてきたのに
わたしがおいしく姿を変えなければいけないのに
みんなおいしくなりたくて
冷蔵庫の中で待っているのに
気軽に捨てられたくないから
気軽に捨てたくないのに
だから今日こそは
冷蔵庫の中でまた
元気に
会いましょう