H22.12.13 No2995
24年3月期から 四半期報告書において第1・3四半期 CF計算書不要、3ヶ月情報は任意開示
IFRSフォーラム あずさ 三菱商事&NEC IFRS適用実務上の課題は非上場株式の公正価値測定
役員報酬全役員平均は2,711万円(PwC調査)
IFRS収斂作業の進捗 IASBとFASB
金融商品、リース、収益認識、連結、公正価値測定、保険契約を優先プロジェクト
退職給付、ジョイントベンチャー、財務諸表表示、資本の性格を持つ金融商品、排出権取引はその他プロジェクト
概念枠組みは11年6月以降
ASBJ/FASFレポート
四半期基準、リース論点整理次回決議予定
金融商品会計の完全理解 1.市場リスク定量情報等の開示(下)
市場リスクに直面している企業(主に銀行、証券、ノンバンク等の金融機関)は、リスク管理上の定量情報(VaRやBPVなど)を開示する。
IFRS7号に基づく市場リスク量の開示に対応する。
設例で理解する包括利益計算の基本(第2回)
テーマ:設例による表示の解説
シリーズ業種別会計の基礎 その29(最終回)
映画ビジネス
映画・映像作品の計上科目、資産計上のタイミング、費用配分の方法、評価の方法、収益認識について。
グループ法人税制・連結納税制度の税効果会計の実務
◆100%グループ内で投資(子会社株式等)の移転に係る税効果会計。
・個別上は、通常の上と損益調整資産の譲渡と同様。
・連結上、連結税効果会計実務指針30-2項、留保利益に対する税効果との兼ね合い。
100%グループ内での投資の売却の場合、課税が繰り延べられるが、留保利益にかかる税効果は適切に認識する必要がある。
連結上、売却益の消去とともに消去される税効果(将来加算一時差異)は、売却元で個別上認識された繰延売却益(税務上の調整負債)に係るものではなく、連結上の留保利益に係るものである。
◆100%子会社株式の評価損と当該会社の清算に係る税効果の取り扱い
100%子会社の清算にかかる税制改正
(従来)子会社株式消滅損は損金算入、子会社の未処理欠損金の引継ぎ不可
(改正)子会社株式消滅損は損金不算入、子会社の未処理欠損金の引継ぎ可
繰延税金資産の計上時期が問題になる。以下3つの考え方。①がbetterか?
①親会社による子会社清算の意思決定時点で将来減産一時差異ではなく、欠損金はあくまで子会社に帰属するので、欠損金引継後にDTA計上。
②意思決定しても別表五(一)は変化しないので、そのままDTA計上
③消滅損は損金算入となっても、最終的に欠損金を引継ぐのだから意思決定後でもDTA計上。
IFRS 非上場株式の公正価値測定
◆3つの方法
マーケット・アプローチ - マルチプル法(類似企業、業種等の市場株価に対する財務数値の比率を算定し、当社の財務数値に乗じて算定)
インカム・アプローチ - DCF法
コスト・アプローチ - 簿価純資産法、時価純資産法
◆調整項目
支配プレミアム、非流動性ディスカウントなどの考慮が必要になる場合
◆欧州銀行はマーケット・アプローチ比較的多い。
類似上場会社選定が重要、(業界、取扱商品・サービス、成長率、収益性(ROEなど)、ビジネスモデル、事業規模、成長性・新規性または成熟度、安全性を考慮して選定)
マルチプルの例として、PER、EBITDA倍率、EBIT倍率、PBR売上高倍率。複数算定して総合評価。
H22.12.06_No.2994
【住友商事が2011年3月期からIFRをS任意適用】
2010年3月期日本電波工業
2011年3月期住友商事
2012年3月期日本板硝子
【IFRS CAFE)】
一般的にIFRS対応で重要性が高いのは固定資産と従業員給付
固定資産では、定額法に変更した場合、再計算の実務(効率的な方法)についてのニーズあり。
従業員給付では、有給休暇引当金についての基準の読み方。
【「定率法」否定せず】
IFRS財団(国際財務報告基準財団)「減価償却とIFRS」文書公表
IASBディレクター ウェイン・アプトン氏の見解、「定額法はもっとも容易な方法となっているが、必ずしも優先される方法だとはかぎらない。」
「減価償却方法は、資産の将来の経済的便益が企業によって消費されると予測されるパターンを反映するもので無ければならない。」
耐用年数の広範に修繕費が多くなるような資産の場合などは「定率法が消費パターンのより良い近似となる場合がある。」
【「重要な欠陥」を「開示すべき重要な不備」に変更】
金融庁・企業会計審議会は内部統制報告制度の見直しの議論を進めている。
骨子
(1)企業の創意工夫を生かした監査人の対応の確保
(2)中堅・中小上場企業向けの効率的な内部統制報告実務の「事例集」の作成
(3)内部統制報告制度の効率的な運用手法を確立するための見直し
(4)「重要な欠陥」の用語見直し
(3)について、業務プロセスに係る評価範囲について、3要件前提に売上高等の概ね2/3を相当程度下回ることを容認。更なる絞込みが容認される。
当該事業拠点が
イ)前年度の評価良好
ロ)内部統制の大きな変化なし
ハ)中核事業でなく、「特に重要」ではない
【設例で理解する包括利益計算書の基本】
平成23年3月31日終了する連結会計年度の連結財務諸表から適用
包括利益の定義:特定期間の財務諸表において認識された純資産の変動額のうち、当該企業の純資産に対する持分所有者との直接的な取引によらない部分。
持分所有者には、株主、新株予約権の所有者、少数株主が含まれる。
包括利益を正しく算定するためには、資本取引損益取引の明確な区分が必要。
資本取引と損益取引のいずれにも解釈しうる取引については、具体的な会計処理を定めた会計基準に基づいて判断。
その他包括利益の内訳項目は①税効果後で表示②税効果前で表示し税効果金額を一括控除の2パターン
①2計算書方式(P/Lと別に包括利益計算書)と②1計算書方式(P/Lと包括利益計算書とを一体化させる)あり。
注記①各項目別の税効果の内訳、当期純利英気を構成する項目のうち、過年度にその他包括利益に含まれていた部分の金額の2つ。
※注記の適用開始は平成24年3月31日以後終了する連結会計年度の年度末にかかる連結財務諸表から
※※個別財務諸表への適用は本会計基準の公表から1年後をめどに判断。
【グループ法人税制・税効果】
平成22年度税制改正
(1)100%グループ法人間の資産上と損益の繰延
従来:100%グループ法人間の資産の譲渡損益の繰り延べは連結納税適用している場合のみ
改正:連結納税の適用の有無にかかわらず、100%グループ法人間で「譲渡損益調整資産*1」、譲渡法人の損益が繰り延べられ、譲り受け法人側で、譲渡・償却・除却を行った際、譲渡法人で損益が認識される。
*1:固定資産、土地、有価証券、金銭債権、繰延資産で10百万円超えるもの。(棚卸資産は含まれないことに注意)
個別では税効果を認識。連結では、未実現損益が消去されれば税効果認識しない。
(2)100%グループ法人間の寄附金
従来:支払い側で損金不算入、受け取り側で益金算入となり、グループ間では二重課税の問題
改正:100%法人間では、支払い側で損金不算入、受け取り側で益金不算入。
当該改正に付随して、グループ会社間で寄附金があった場合、投資額を付け替える。
たとえば、兄弟会社間で寄附金を授受した場合、親会社は支払い法人の子会社株式の金額を当該金額だけ減少させ、受け取り法人の投資額を増額させる。
会計上は投資額の調整を行わないため、一時差異となる。また、将来減産一時差異については、回収可能性の検討が必要。
資産の低廉譲渡の寄附金認定は残っており、寄附金認定された場合、注意が必要。
H22.11.29 No.2993
◆包括利益計算書カゴメ第2四半期決算短信で参考情報として開示。
◆東証決算短信の任意開示項目拡大するも各社開示項目に大きな変化なし(第1四半期)
◆米国ファニーメイ(民間金融機関に対する住宅ローン債権の保証を主たる業務として運営してきた組織、当初は政府の特殊法人のち民営化)の粉飾SEC適切な対応とってこなかった。
◆過年度遡及基準および適用指針への実務対応
平成23年4月1日以後開始事業年度の機種威光に行われる会計上の変更および誤謬の訂正から適用。会計方針の変更、表示方法の変更、過去の誤謬の訂正は遡及修正する。
会計上の見積もりの変更は遡及修正しない。
過去の誤謬との区別に注意が必要。引当金の過不足が計上時の見積もりの誤りを起因としているのであれば「過去の誤謬の訂正」に該当。
「会計方針の変更を会計上の見積もりの変更と区別することが困難な場合については、会計上の見積もりの変更と同様に取り扱い遡及適用は行われない。(19項)」減価償却方法の変更が該当し、IFRSと同様。
原則として、変更後の会計方針を過去のすべての期間に遡及適用。会計基準の変更に伴う会計方針の変更の場合は経過措置を優先。
開示は有報では2期、計算書類では1期、累積的影響を期首B/Sに反映。
会計方針の変更に当たらないものは継続性の原則の考え方と同じ。
訂正報告書の制度自体は今後も継続。
遡及適用が実務上不可能なケース3つ。①合理的な努力:どこまでが合理的な努力の範囲か監査人と調整必要。②経営者の意図:保有目的変更が典型例。③情報の入手可能時期が不特定:見積り関係
会計方針変更注記は適用指針の設例に習う。
未適用の会計基準等に関する注記は実務上は定性的な記述となる。
表示方法の変更前期を修正(「その他」から独立表示へ組替え)。
過去の誤謬の訂正は修正再表示。特別損益での前期損益修正損益の開示はなくなる。重要性はここの企業。注記は適用指針の設例を参考。税務調査の結果も重要性に応じて修正再表示の対象となる。
過去の誤謬の訂正はか年度の計算書類の確定または未確定の関係に影響を与えない。分配可能額にも影響なし。
会計監査人は修正された過年度も監査義務。
税務申告所との調整は別表5(一)で行う。
◆個別受注産業の事業内容および会計処理の特徴
造船業とプラント事業を設例で解説。プロジェクトごとの個別損益管理と個別原価計算が特徴。工事契約に関する会計基準に従う。
◆IFRS収益認識公開草案販売契約書見直しの法律会計税務のポイント~
EDの段階から取引分析およびその基礎となっている契約書の分析を行う意義。設例を元にポイント解説。
IFRSは履行義務アプローチ。設例では口約束の据付担当者の派遣に関する履行義務を明示することがポイントとして挙げられている。
瑕疵担保責任は、瑕疵存在の時期と製品移転の時期との関係で「品質保証的な製品保証」と「保険的な製品保証」を分ける。
「保険的な製品保証」は別個の履行義務。「品質保証的な製品保証」は区別しない。
◆IFRSリース4回目
貸し手の会計処理後半部分(認識中止アプローチ)
転リース
セール・アンド・リースバック取引:現行日本基準はリース・バック取引がオペレーティング・リースかファイナンス・リースかで会計処理を区分。IFRSは売却に該当するか否かで会計処理を区別する。
①売買の条件を満たす場合、②売買の条件を満たさない場合、③購入または売却の対価またはリースバック契約によって明示されたリース料が構成価値でない場合の3者で処理を分ける。
だんどり
インチャージ(プロジェクト・マネジャー)にとって、「段取り」ほど気合いのはいるものはない。
結果のまとめ、レポート作成、そしてプレゼンも上位の仕事ではあるが、自分はやはり段取りがもっとも好きだ。
すくなくとも、もっともオリジナリティを発揮できる舞台だからだ。
段取りに書かせないポイントは何か、3つのポイントがある。
①目標・・・段取りをして取り組むしごとの最終目標は何か、それによって段取りの方向性が変わる。
②状況・・・クライアント、外部環境、内部環境がどんな状況かで段取りの重点が決まる。
③資源・・・誰が業務を遂行するか、締め切りまでの時間はどの程度あるかで、段取りの深さが決まる。
5月中旬のN社は、小規模会社で、経理知識がほとんどないばかりか、閉鎖会社のため、開示に対する準備がほとんどできていない。
逆に、会計上の難しい点はほとんどない。
だから、スタッフが開示の検討を優先的に進められるようなスケジューリングが肝心だ。
GWの宿題。
ノート術探訪記
ノート術の本を買えなかった。
本屋に行きアマゾンの検索結果を頼りに探したが、めぼしいものは見つからなかった。
本は通勤中に読みたいので、文庫か新書のなかから一生懸命探したが、それがいけなかったと気づいたときには時間切れで、仕事に向かう時間となってしまった。
残念。
振り返ってみて気がついた。
ひとつは、先入観がいかにゴールへの妨げになるかということ。
文庫・新書に限定せず、検索していれば、ぴったりの本が見つかったかもしれない。
先入観を持たないことは、ある意味なにも考えていないことと同じだから、先入観を持たないことを指向する必要はない。むしろ、先入観の中で、いかに課題の本質にコミットした意志決定ができるかが重要だ。
今回の場合、本当に大切なことは自分のノート術の確立であり、通勤時間の有効利用ではない。
そもそも、ほしいのは本でなくて情報なのだ。ヒントをくれるもがほしいのだ。
ならば、ソリューションはどこにでもある。ハードカバーも、ネットもある。英語の情報もあるかもしれない。人に聞くのもある。自分で試行錯誤する手もある。文庫・新書の中から探すことはいかに視野を狭くしているか。
もう一つは絞り込みについて。
ほしい情報はノート術のヒントだ。
「ノート術」で検索すると、「夢を叶えるノート」とか、「メモとノートで人生が変わる」という言葉が目に付く。
ノートを使って自分自身のプロデュースやマネジメントに役立てるという趣旨でノート術を身につけたいと思う人が多いのだろうか?
そうではない気もするが。ノート術で人生が変わったのはその本を書いたら意外に売れたという著者ぐらいのものではないか?
横道にそれたが、今回ほしいノート術は「人生を変えるため」ではなく、「ミーティングのメモランダムとしてもっとも効率的なメモのとり方」だ。
ミーティングにおける決定事項と実行との間にタイムラグがあるときに、事後的にミーティングの記憶の検索と正確な実行の助けとなる方法を見つけたい。
そこまで絞り込んだ本というのは、どうも見あたらない。
メボシいのを何冊か読んだ上で、ちょっとしたアイディアを添えて開発してみようかな。
有志
事務所の雄志でNACSSというグループをやっている。
プロフェッショナルとしてふさわしい「心技体」を身につけることを目的としている。
NACSSには自分たちで考えた色々なプログラムがあり、その一つにロジカルシキングがある。
問題は週一回web上で出題され、それぞれが自分の考えをまとめてUPする。
知性とユーモアのコンペという感じで、好きだ。
今週の出題は「サッカーボールを表現する単語を可能な限り列挙セヨ」
禅問答のような、短いけれど奥深い出題だ。
サッカーボールと聞いて、最初に思い浮かべるのは、白黒のあのボールだろう。
しかし、一歩立ち止まって考えると、そう簡単ではないことに気づく。
そもそも、サッカーボールとは何か?それをしっかり定義してからことを始めないと、考えがぶれてしまう、要するにロジカルでなくなる危険がある。
まず、お店で売っている「サッカーボール」しか、サッカーボールたり得ないのか?たとえば、ゴムボールやドッジボールでサッカーをやってはいけないのか?世界で初めてサッカーをやったとき、「サッカーボール」は存在しなかったはずだ。
まず、ボールがあり、サッカーが行われたとき、そのボールはサッカーボールになった。その後、効率的にサッカーをするために、「サッカーボール」が作られるようになったのだ。
だから、私は、まずサッカーがあり、サッカーに使うボールをサッカーボールと定義したいと思う。
そして、サッカーをするためのボールという定義から導かれる定理または法則を、サッカーボールを表現する言葉と位置づけた。
サッカーに使うと言うことは、、、
球状
堅すぎず柔らかすぎず
身体での打突に適している
重すぎず軽すぎず
良く転がる
良く弾む
でもなぁ。
結局それらが満たされなくてもサッカーは存在するのですよ。多少いびつでも、堅くても、蹴ったとき痛くても、軽くても、重くても、ガタガタしてても、空気抜けていても。
やはり、そこにサッカーがあれば、サッカーボールは存在する。サッカーはどこまで含まれるか?
11人対11人の試合以外にもサッカーは存在する。フットサルもサッカーの仲間だし、シュート練習、パス練習、ドリブル練習、リフティング、キーパー練習、スローインの練習なども、サッカーに含まれる。
試合と練習以外にもサッカーがある。
近所の子供たちが集まってやるサッカーごっこも広い意味ではサッカーだろう。
遊びのサッカーというものが存在する。
いろいろなサッカーが存在するとき、そこにあるボールがサッカーボールなのだ。
しかし、それは結局定義にすぎない。
定義に基づき定理、法則を列挙するつもりが、定義に戻ってしまった。
このように、堂々巡りをくりかえす。
ブレイクスルーはまだ見つからない。NACSSおそるべし。
私論K氏論
絶対に隙を見せないK氏。
上司のK氏はすごい。
見た目は高木ブーさんみたいだが、迫力があり、それ以上に実力があるから、知ってる人は大抵K氏を尊敬している。
しかし、外から見た人は、K氏のすごさがわからない。そういう意味では痩せなくてはと思う。
とにかく、私もK氏を尊敬しているひとりだ。
もっともすごいのは、常に、かなり的確に要点を押さえることだ。
発言ひとつとっても、表現が常にシンプルで過不足がない。話しているうちに、こちらの頭がどんどんクリアになっていく。
そして、もう一つ。絶対にあきらめない。というか、条件なしでYesと言わせることが本当に難しい。レビューをすれば必ず何か乗っけてくる。
今日は期末監査の現場最終日だった。
Hさんから、講評会をセッティングしたいとお声掛けをいただいた。Mさんへの報告である。
K氏は急遽出張のため、欠席となるとの連絡。結局Gさんと二人で出席した。
しかし、状況が状況だけに、K氏も知らん顔はまずいだろうと思い、急遽講評会となったことを報告した。
そして、多少気が引けつつも、思い切って上司を試してみた。いつもこちらが試されてばかりでは不公平だ。
「決算で問題点は発見されていません。Mさんにお伝えすべきことはありますか?」
K氏の立場上、何もないとはいえないはずだ。クライアントに対して話すべきことが何もないとしたら、そんな社員なら、もはや存在価値がない。
そう思っていた。でも、現場にほとんど来ていない以上、今期の話題を持ち合わせていないはずだ。いったい何と言うだろうか?楽しみだった。
すると、答えが返って来た。
当期の決算体制が良くなった(かどうか)
FCRPが内部統制評価の対象となったことで良くなった(かどうか)
決算前に打合せた事項が、予定通りに行われた(かどうか)
やられた。また、やられた。
ぶっちゃけた話、K氏の中には、言うべきことが無いのだ。では、存在価値がないのか?
とんでもない。大有りだ。少なくとも、自分にとっては。K氏から勉強させていただくことが山ほどある。
K氏の答えのおかげで、「監査の講評で何を伝えるべきか?」その枠組み自体について、しっかり考えていなかったことに気づかされた。
いままで、与えられた定型のフォームにのっけるだけで、何をどう報告するのか、一つ一つの意義を真剣に考えていなかった。
非常によく整理されたK氏のアドバイスを受けて、そのことに気がついたのだ。完成していると思っているものほど、足りないのだ。
よく言う、常識を疑う、ということ。
講評会では、発見した記載誤りについて協議する(という思いこみ)。だから、記載誤りがなければ話題がない(という短絡思考)。
K氏はMさんにお伝えする事項という仮面を借りて、私に伝えたいことを伝えてくれたような気がしている。
そして、会社に伝えるべきことなど、主任の中になければ無いのだ。ちゃんと探したのか?正しい切り口をふまえたのか?そういうメッセージだ。
聞き手が何を知りたいか。
その立場から、状況を整理することが何よりも大切だと言うことだ。切り口は3つぐらいがちょうど良い。
K氏の声が聞こえた気がした。
ノート
「○○ ノート術」
本屋で時々見かけるが、読んだことはない。
たしかに、最近仕事が詰まってきて、ノートを使うことが増えたが、メモのとりかたが確立していない。
最高のノート術を極めることは、今の自分にとってさほどプラスにはならないと思うが、ノートの取り方をその場で考えながらメモをすることの不効率は明らかだ。
いくつかのフレームワークをもうけること、プログラムを組んでルーチン化するれば、話に集中できるし、後から記憶を検索するときも整理が容易になるというメリットがある。
一読の価値が大いにありそうだ。
ワル酔いに注意!?
アイディアは楽しい。
実際は、まだ結果を出したわけではないのだが、何かを生み出したような気になる。
オリジナルの切り口やソリューションはアイデンティティを高めたような気になる。
自分の分析やアイディアの利用で誰かが喜ぶ顔が見える気がする。
アイディアは発案者を酔わせる。
酔いが自分自信と繰り返す対話の中で、互いを饒舌にさせ、加速度的に思考が広がってゆく。
しかし、酔ってるだけでは酔っぱらいの戯言にすぎない。
思いもよらぬ方向に分散した思考は途切れ途切れで、論理の飛躍、ズレ、ねじれ、矛盾が散在している。
したがって、酔いから醒めたところで勝負が決まる。
「なぜ5回」はトヨタの有名な社訓だ。目的→現状分析→要因解析→実行計画の4ステップにおいて、各ステップ内で、またステップ相互間のつながりの中で、アイディアと事実の因果関係を何度も問い返す。
アイディアのもたらす酔いから醒め、冷静に結論を導く。
cool analisys.
朝のチャイム
朝の出勤は、たいてい妻と一緒に家を出る。
多少疲れがたまっていても、一人で出るより数倍気持ちが明るくなり、とても助かっている。
しかし、彼女はいわゆる専業主婦だ。
出かけるのは日課のウォーキングのためだ。
今日は仕事の都合でいつもより早めに出社したので、一人で家を出た。そのせいで妻の機嫌が少々良くなかった。
どうやら、知らぬ間にwin-win(?)の関係になっていたらしい。
お互いが、お互いの朝のチャイム。「いってきます」もいいが、「いってこよう」は我が家オリジナルの朝の挨拶。気に入っている。
