例えばこんなファミリーフォト、のこしてみませんか?
ママ、お姉ちゃん、妹のお靴
小さい頃は「今」しかなく、心地よさも心地悪さも愛情も全身で感じて泣いたり笑ったりできたけど、心と体の成長とともに、
誰かと比べて優越感と劣等感の間でイライラしたり
あれを手に入れているあの人はすごくて私はダメだと思ったり
自分の周りにいてくれる人、あるものへの感謝が見えなかったり
そんなこと、ありませんでしたか?
(あった、あった!by マルリ)
その頃は、毎日そばにいてくれた家族や、今自分が持っているもの、そして自分の価値・自己肯定感を完全に見失っていたなと思います。
お客様家族を撮影させていただきながら、そのあたたかさに感動し、自分の幼少期・思春期に重ねたりして、撮影が心の癒しになっています。
大人も子どもも、今ある幸せや日常を抱きしめながら、自分を愛し他者を愛せる、そんな世界になったら素敵だなと。
いただいたお花
思春期の嵐ど真ん中での親や大人からの言葉には耳をかせなくても、素直に好きも嫌いも欲しいもイラナイも表現できた小さい頃の写真や、自分が周りをとっても笑顔にして自分もすっごく笑顔の写真、それらが無言のエールになるんじゃないかな。
今、赤ちゃんや子どもたちも、私の様なひねくれた(?)こじらせた(?)思春期(あ、私は今も引きずってるかな?)がいつ到来するかわかりません。
どんな写真が心に響くのか、はたまた響かないのかは誰も予測はできないけれど、今、パパやママが「かわいい!」「大好き!」「大切!」と思った素直な心を、何かしらの形で残してほしいなと思います。
未来の自分や子どもたちのためにね。
男の子のおもちゃ箱
やっぱり「今」の写真は「今」しか撮れない。
あとでほしいと思っても、絶対にお金じゃ買えないんだよね。
写真に気持ちをのせて、たくさんのこしてくださいね。
それがきっと、未来へのプレゼントになるから。