親友が亡くなってから丸7年

 

あの日も今日と同じ雨だった

 

しばらくご無沙汰だった彼女

 

お互い忙しくて...

 

久しぶりに彼女からきたメールは

 

姉が亡くなりました と妹さんが入力したもの

 

青天の霹靂とはこのことか

 

白血病の闘病生活をしていたという

 

どうして教えてくれなかったの?と同級生の彼女の夫に聞くも

 

元気になったらまた会えるから知らせないでが彼女の希望

 

彼女なりの美学だろう

 

生きているうちに会いたかった

まだまだ話たいことはたくさんあるのに...

 

1周忌に集まった友人を前に彼女のお母さんの言葉を思い出す

みんなが来てくれるのは嬉しい

でもどうしてここに娘がいないの

それが悲しい

 

親より先立つのはできれば避けたい 

 

断捨離中の我が家だけど

箱にしまってある彼女からの手紙 カード エアメール

読み返せば生き生きとした彼女がそこにいる

 

今日の雨は涙雨