タイワンシカクワガタ

Rhaetulus crenatus crenatus

台湾 新竹縣尖石郷 司馬庫斯 WDF1(現地ブリード品)

 

♂50mm

シカクワガタは前から見ると名前の由来が分かりますね〜

立派なシカヅノです。

 

詳細産地付きの現地ブリード個体です。

7月にセットを組んでいたものを割り出しました。

小プラケにマットと柔材を1本埋め込んだだけだったのですが、材は手で崩せるぐらいにボロボロでした。

そして幼虫が出るわ出るわ・・・

↑端材を割っただけで3頭・・・

 

結果は幼虫28頭でした。

予想外に多くて困惑していますが、まずは親越え目指して飼育してみます。

リノケロスフタマタクワガタ

Hexarthrius rhinoceros ssp.(chaudoiri ?)

Aceh Besar県・ジャント 産(標高900m地点)

T-TOP氏採集個体

 

前回の記事で紹介したリノケロスの産卵セットを組みました。

 

リノケロスはスマトラ島南側(パダンまで)に生息しており、北部のアチェには生息していないものとされていましたが、T-TOP氏によりアチェの特定の地域で生息していることが判明しました。

(ビークワ38号に記載)

 

南側の個体と比較すると、全体的に赤みがかった個体が見られるようで

亜種の可能性もあるとのことです。

 

なんとしてもブリードして比較してみたいので、秘密兵器を投入しました。

泣く子も黙る、VN材です。

状態の良い薄皮のものを5,000円で購入しました。

(こんなに高い材は初めて買いました・・・)

 

ケースは贅沢に大サイズを選択。

VN材以外の2本はバクテリア材(非VN)にしています。

 

これでVN材ばっかりに反応されたら嬉しい反面、今後のコストが心配です。。。

レジェンド採集家T-TOP氏と直接コンタクトを取り、今後の採集予定や現地の状況をお伺いしていました。

そしてなんと、、、T-TOP氏のお宅へお邪魔させていただく機会を得ました。

(自分でも未だに信じられません・・・)

(パナイ島ギラファの採集記事が載ったビークワ43号にサインもいただきました。)

 

これまでお電話でもお話させていただいていたのですが

実際にお会いしても、とても親しみやすく誠実な方で益々尊敬の念が深まりました。

 

会話内容はあまり書けないのですが、

T-TOP氏が実際に現地に赴き、自分の目で見た情報をお聞きすることができ

愛好家として本当に学びになりました。

特にドローンでの撮影動画は圧巻でした。(公開されていない動画になります)

 

【お見せいただいた標本の一部】

伝説のシディカラン98mm!

 

パナイ島ギラファ。一番右の111mmは大腮の湾曲が強い!

 

ビークワ38号でT-TOP氏が木に登って採集したエラフス!!

・・・・・・・・

10数年前ビークワの採集記事を読んでから

ずっと憧れ、尊敬してきた方だったので

お会いできて涙が出るほど嬉しかったです。

 

そしてなんと・・・

T-TOP氏に無理を言って生体を購入させていただきました。

 

スマトラヒラタ ♀44mm

Aceh Besar県・北東部 産 (標高600m地点)

 

リノケロスフタマタ ♀46mm

Aceh Besar県・ジャント(Bukit Barisan山脈)産(標高900m地点)

 

コンディションも最高な個体です。

もちろん早速ブリードさせていただきます!

 

 

*T-TOP氏よりオリジナルTシャツもいただきました。家宝にさせていただきます!

 

オーベルチュールクロツヤシカクワガタ

Pseudorhaetus oberthueri

ベトナム ハザン 産 WD(野外採集品)♀単購入

 

前回、マットにも産卵していたと報告しましたが

孵化して幼虫になっているのが確認できたため、♀だけを取り出して新しいセットに投入しました。

 

前回と全く同じセットです。

Nマットに柔材を埋め込みました。

前回と異なる点は加水した材にバクテリアを塗りたくっています。

(カビ対策)

 

さて、2回目も無事産卵するのでしょうか・・・

ノコギリクワガタ(朝鮮半島産)

Prosopocoilus inclinatus inclinatus

(Prosopocoilus inclinatus koreanus?)

大韓民国 京畿道 ○○市産 WD

 

結局4ラインブリードしています。

最初に採卵したラインの孵化が始まりました。

120ccプリンカップで一時保管の後、800ccボトルに入れ替えます。

 

あまり市場に出回らない韓国ラベルなので、流通させられるくらい採れれば・・・と考えています。

 

もし興味のある方いらっしゃればメッセージください。

数が取れた際は優先的にお声がけします。

 

オーベルチュールクロツヤシカクワガタ

Pseudorhaetus oberthueri

ベトナム ハザン 産 WD(野外採集品)♀単購入

 

・2025年8月11日 セット

持腹セットの現状です。

Nマットに柔らかめのナラ材を埋め込みました。

(8割埋め込み)

投入後すぐに産卵を目視できたので一度材をひっくり返しています。

 

本種は材産みメインのため、マットには産卵しないと思っていたのですが・・・

見えるだけで3箇所、マットに産卵していました。

材を削ったところでもなくマットに直産みしているので、案外材だけに産卵するのではないのかも。

管理温度は24~25度くらいで、巷で言われているような低温管理は特にしていないです。

 

幼虫飼育に癖があるらしいので、その辺りの経過も載せていきたいですね。

パラワンオオヒラタの余品が出ましたのでヤフオクに出品しました。

 

大型血統の早期羽化個体になります。

兄弟の♂幼虫は他に10数頭いますが、まだまだ幼虫をやっています・・・

幼虫体重70g台後半のものもおり、ポテンシャルはかなり高いです。

 

♀は軒並み50mm台で上がってきました。

(なぜか2♀だけ本土ヒラタぐらいのサイズでしたが。。。)

♂はともかく、♀はなるべく良いものを選んで付けていますので、興味があればぜひ!

 

▼出品個体

トリオ①

♂82mm

♀50mm

♀34mm

 

トリオ②

♂87mm

♀52mm

♀32mm

 

ペア

♂84mm(上下顎ズレのためB品としています)

♀53mm

タイリクコーカサスオオカブト

Chalcosoma chiron belangeri

ベトナム ダックナム産 WD(野外採集品)

 

前回、4ペア購入したとお伝えしましたが

早速産卵セットを組みました。

♀には丸一日バナナを食べさせて栄養を付けさせました。

大ケースにカブトマットを入れて底を固詰にした、オーソドックスなスタイルです。

これをひたすら4セット・・・

(コバエ侵入抑制ケースですが、+のコバエ対策と湿度保持のため新聞紙を挟んでいます。)

 

爆産お願いします!

タウルスヒラタクワガタ

Dorcus taurus ssp?

インドネシア スマトラ島 北アチェ Breueh島(アチェ島)

 

♂31mm

 

T-TOP氏と親交のある知り合いより購入させていただきました。

 

10年以上前、BEKUWAに掲載された採集記を読んで以来ずっと憧れていた採集家様なので

本物の採集個体を手にできて感無量です。

 

Breueh島の生体は史上初入荷とのことです。

T-TOP氏によると現地はかなり危険らしく、特殊な伝手がないと上陸が難しいとか・・・

(今後2度と行かないそうです...)

 

♂裏面

♀25mm

いい感じの擦れ感です。

 

タウルスの飼育自体が初めてですが、ブリードしてサイズが出ればスマトラ本島の原名亜種と比較してみたいですね。

(すでに持腹でセット済)

タイリクコーカサスオオカブト

Chalcosoma chiron belangeri

ベトナム ダックナム産 WD(野外採集品)

 

発生初期である7月入荷個体を入手しました。

か、かっこよすぎる・・・

 

実は・・・昔はコーカサス全然興味なかったんです。

店頭に並んでいるのを見たのがスマトラ亜種だったからなのか?

綺麗な水牛型の個体をあまり見たことがありませんでした。

 

そんな中、昨年ブリードを再開してタイリク亜種なるものを初めて見ました。

(ブリードやっていた当時は2010年ごろだったので、入荷すらしてないかも)

 

あっという間にコーカサスの虜になり、売られていたWD117mmの♂単を速攻で買って帰りました。

が、購入したのが冬ということもあり、すでにヨボヨボの状態・・・

ブリードはできず、寿命を全うしました。(7月入荷個体でしたが、年明けまで生きていました。)

 

今年は再チャレンジのつもりでやってみます。

・・・・ということで

2ペア!!

と見せかけて・・・

はい、なんと4ペアいきました。

サイズは113〜108mm、全て長角です。

店頭在庫全て購入させていただきました。

 

餌交換の図。壮観!!

標本箱をWDタイリクコーカサスで埋めたい気持ちもあり、なるべく丁寧に飼育して綺麗な標本にしたい・・・

 

あ、もちろん4♀全て産卵セットに突っ込みます!

持腹で試してみて、ダメそうなら追い掛けしてみます。