手持ちの国産オオクワガタ(WF0〜WF1)の産地比較です。
あくまで個体比較になりますので、産地差というよりも個体差になる可能性も高いですが・・・
*市町村より下の詳細産地については伏せております。
①滋賀県大津市 産 WF1 69mm
近隣の兵庫・大阪の有名産地が放虫問題等の影響で信頼性に疑問が持たれているようですが
滋賀県産については、マイナーかつポイントもかなり限られるとのことで比較的安全な産地なのではないでしょうか。
全体的にシャープでバランスが取れており、個人的には一番気に入っている産地です。
②熊本県合志市 産 WF0 63mm
消滅産地の個体です。
熊本産については昔から貴重らしく、この個体も採集家さんと繋がりのある某ショップにお願いをして
WF0を購入させていただきました。
熊本産がいかに貴重か、については昆虫フィールド9号及び16号をご参照ください。
1999〜2000年当時でも採集に苦労していることがわかるかと思います・・・
さて、本個体ですが
先ほどの滋賀県産や後述の三重県産よりも大腮が湾曲しており、体も太めです。
BEKUWA8号の標本を見ると、いずれも本個体と同様の形状をしているように見えるので産地差と断言できるかもしれません。
③三重県鈴鹿市 産 WF0 64mm
こちらもWF0の個体となります。
先ほどまでの2個体と比較して大腮が前方に伸び、体の線は細めです。
また、前胸背板の点刻が細かく、艶があるように見えますが個体差の可能性もあります。
(全個体同様の環境で撮影しております。)
〜おまけ。中国ホペイとタイワンオオクワガタ〜
中国ホペイ(D.hopei hopei) 中国山東省臨沂市 産 WF1 67mm
比較すると国産オオクワガタ(ssp.binodulosus)とは全く異なりますね。
binodulosusに分化する過程で耐寒性を獲得するため一度グランディスオオクワガタ(D.grandis)を経由しているとのことですので
それも当然か・・・
タイワンオオクワガタ(D.grandis formosanus)台湾新竹縣尖石郷 産 WF4 72mm
これも累代浅めの個体が手持ちにいたのでおまけ程度に。
(現地で採集禁止種では?というツッコミは無しで)














































