ジェイソンボーンのシリーズだとは思うんだけど、
何番目だっけ?『ボーン・レガシー』
ボーン・アイデンティティ, ボーン・スプレマシー, ボーン・アルティメイタム
と、全部観ているけれど、きっちりは覚えていない映画の一つ。
上の3つは鑑賞録も残ってるけど、レガシーって観たのかな?
記憶を失ったスパイ、ジェイソン・ボーンの戦いを描いたロバート・ラドラム原作、
マッド・デイモン主演の人気スパイアクション3部作(「ボーン・アイデンティティー」
「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」)の世界観を引き継ぎ、
ジェイソン・ボーンの戦いの裏側で繰り広げられていた、
もう1人のスパイの物語をジェレミー・レナー主演で描く。
CIAの極秘計画「トレッドストーン作戦」によって生み出された最強のスパイ、
ジェイソン・ボーンが起こした一連の事件は、同計画によって生み出されていた
もう1人のスパイ、アーロン・クロスを巨大な陰謀に巻き込んでいく。
(映画comよりあらすじ)
アーロン・クロス役のジェレミー・レナーは結構好き。
アベンジャーズのホークアイとか、ミッションインポッシブルのブラントとか。
実在の変態&殺人鬼の『ジェフリー・ダーマ―』(←最近、ドラマもあるが)
をはじめとして、どっちかというと悪役顔なのに、
押しなべて良い一役、善良な役が多い気がする。
両方演じ分けているということを考えると、良い役者なんだろうな、と思う。
で、相変わらずのボーンシリーズ、かっこよさだけでなく
人間の精神や肉体を改造して強化しようというのには、
倫理感云々以前のテクニカルな問題がある、というのを毎度ぶつけてくる。
科学は無敵じゃないのだよな。
そうそう、スポーツの大会などで、ドーピングは厳しく禁止されているが
ドーピングOK、義手義足強化OKの大会ってないのかな、
等と考えたことがある。
人道的にダメか、いや、人体への悪影響を十分判断できないからダメか。
さて、この映画に限っていてば、可もなく不可もなく―――
というレベル以上にはちゃんと面白いし、
ボーン並みにスピード感のある殴り合いシーンや、
ボーンがいない代わりに追っても逃げる側もやりてだったり、
ラストの(ジャッキーチェンを彷彿とさせる)バイクチェイスなど
さすがはボーンシリーズなのだが、小さくまとまった感はあるかな。
適度にお勧めします。