ベタなタイトルだなあ、と思いつつ点けっぱなしにしていた

テレ東の午後ローから。

2002年の映画だそうだ、『ゴーストシップ

 

海難救助船アークティック・ウォリアー号の乗組員たちは、

40年前に遭難した豪華客船を発見。

その船を手に入れようと乗船した彼らを次々と異常な現象が襲う。

                   (映画comよりあらすじ)

 

デコラティブな豪華客船、派手に血しぶきが飛び散る事故、

そしていきなり現代に飛び、朽ちかけたその船が発見される。

そこまでの掴みが素晴らしい。

スピルバーグ的な流れだと思ったら、ロバートゼメキスだそうだ、なるほど。

 

つかみが素晴らしかった割に、船内で不思議な事故が続くあたりや、

幽霊少女が出てくるのはくだりは、ありきたりで少し物足りないのだが、

 (いや、午後ローとはいえ、B級はともかく昼間にスプラッタなのもね)

何気に、見たことあるかなあ、と、思う。

ナチスかなんか出てこなかったっけ?

いや、海洋映画でサルベージだから、ナチスの財宝が絡むことが多い

ダーク・ピットさんの映画でも連想してるのかな?

 

まあ、面白いといえば面白い。

豪華客船とサルベージ中のボロボロの機械室などが交互に出てきたり、

生理的に怖い、気持ち悪い映像もなかなか良いし。

ラストの死者たちが解放されていくシーンは、とても美しい。

 

観たことがあると思ったのは、別の映画のようです。

デス・シップ(邦題:ゴースト 血のシャワー)』。

1隻の鋼鉄船との衝突事故で海にさらされた豪華船の生存者が、

その場に現われた無気味な船に乗り込んだことから、

怪奇な事件に次々に巻き込まれるという恐怖映画。

(映画comよりあらすじ部分)

 

 

カバーまで似てるし。

あらすじを見ると、観てる気がするんだけども。

こっちは1980年の映画らしい。どこで観たのだろう……