しばらく映画記事を書いていない。
こんなに長い映画を観ていなかったことも珍しいし。
BSやWOWOWの映画を録画しておいて、後で観ることが多いのだが、
観てないものが溜まってしまって、録画できなくなったからだ。
週一のドラマを観ることは(一週間の間に忘れたり飽きたりして)難しいが、
一気見の放映が現れてから、案外見れる。だからなのだが……
そういうわけで、ビデオデッキを占有していた
連続ドラマの一気見用放映の録画を観ることにする。
**なお、ここまで録画を観て(その後消去して)いなかったのは、
**単に忙しかったから。
そういうわけで『アバランチ』。2021年のフジテレビ系のドラマのようだ。
捜査一課から地下室にある「特別犯罪対策企画室」に左遷させられた
西城英輔(福士蒼汰)は配属早々、室長・山守美智代(木村佳乃)から、
何の説明もなしに車でとある場所に向かわされる。
目的地にたどり着いた先で待っていたのは、
常識外れのアウトロー集団・アバランチのメンバーだった。
元警視庁公安部外事三課の羽生誠一(綾野剛)と山守を中心としたアバランチは、
さまざまな悪事を行う者たちを標的とし、その正体を暴いては
インターネット上の動画チャンネルにアップロードして世に悪事を晒していく。
やがて西城もアバランチの一員となり、彼らと行動を共にする。
(wikiよりあらすじ)
千葉雄大だの渡部篤郎だの福士蒼汰だの、良い役者を使っているなあ、と思う。
でもって、綾野剛の正しい使い方――みたいなドラマだった。
綾野剛が気に入ったのが、政府系の特殊部隊の話『S』だったので
警察ものでストイックな役、でもやさぐれたイメージに合う人だと思っていた。
アバランチの羽生誠一は、そんなわけでイメージばっちりだった。
初めの方は何が何のためにやってるのかよくわからず、
アバランチ=雪崩が何の意味を持つのかもイマイチぴんと来なかったものの、
が、後半まとまりが良くなて、パタパタと話が進んでいくようになった。
空気だった総理に善人の部分が残って、動き始めるところや、
福士蒼汰がジャーナリストと一緒に、調べまくってたシーンが好き。
アバランチのYoutubeの手段と、週刊誌という両輪で国民の正義を揺さぶる所は
いかにも小説にロマンを求める出版社好みだと思うのだが、
関西テレビのオリジナルなのか……へえ。
最後の取材のシーンも、良い感じかなあ。
映画に比べてしまうのだ、どーしてこんなに話の進みが遅いのだ!?
と、イラつくことさえ回避すれば、なかなかに面白かったです。
なお。
耳と目の60%くらいはドラマを観ていたが、
頭は次の論文の構想を考え(←解析結果をうまく説明する方法に悩み中)
手はマカロンケールの大きいやつを作ってました。
そういうわけで、ドラマの一部を見過ごしているかも知れません。
マカロンケースっていうのは、こういうマカロン型の小さな入れ物で、
大きいものは大きいもの、小さいものは小さいもので作る楽しみがあります。
赤い方が直径22mm、今回作った大きい方が直径60mmです。