在宅勤務時についついつけっぱなしになるTV。
本日の午後ローは『フューリー』だった。10年位前だったかなあ。
時々耳に入ってくるくらいだったが、
今回もブラピよりもシャイア=ラブーフが目立ってた。
ブラッド・ピットの主演・製作総指揮で、第2次世界大戦下、一台の戦車で
300人のドイツ軍部隊と渡り合った5人の兵士の姿を描いた戦争アクションドラマ。
1945年4月、ドイツへ侵攻する連合軍の米兵ウォーダディーは、
自ら「フューリー」と命名したシャーマンM4中戦車に乗り、戦いを続けていた。
ウォーダディーと3人の仲間に新兵のノーマンも加わり、
5人となった部隊は絆を深めていくが、進軍中にドイツ軍の攻撃を受け、
他部隊がほぼ全滅。なんとか生き残ったウォーダディーの部隊にも、
過酷なミッションが下される。(映画comよりあらすじ部分抜粋)
ブラピの制作指揮って、大成功した映画がないように思うのだが、
描きたいものはわかるような気もする。
その辺は、他の俳優出身の映画も同じか。
彼は戦争の厳しさをリアルに描きたくて、でもその限界状況の中での
「良い話」的なものを残したいのだろう、と、思う。
多くの戦争映画を観ると、どちらの国から描いても残酷で非人間的な部分と、
ヒーローや善行があって、だから、それも含めたリアリティなんだろう。
もちろん、ラストシーンが複雑で、主人公の脱力加減が伝わってくるのも、
大方の戦争映画と同様だ。
もっとも、最後に隊長情けなくしても良かったんじゃないかと思うのだが
その辺でかっこつけちゃうのは、俳優出身の習性なのかも。