チャンネルNECOで『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』をやっていたので、

そういえばウシジマくんは観たよな、とメモ。

 

闇金ウシジマくん

闇金融の世界を描いた真鍋昌平の漫画を、

山田孝之主演で実写化したドラマの劇場版。

10日で5割という違法な金利で金を貸し付ける闇金業者・丑嶋馨が、

弱肉強食の社会の底辺で力強く生き抜く姿を描く。(2012年作品)

借金の回収のためにセレブたちのホームパーティに訪れた丑嶋は、

イベント系サークル代表のジュンと出会う。数日後、丑嶋の経営する

カウカウ・ファイナンスに現れたジュンはイベントの資金調達の借金を懇願する。

母親の借金を肩代わりしたことで受け追い詰められていく女性を

「AKB48」の大島優子が演じる。

(映画comのあらすじをアレンジ)

 

 

原作をラストまできっちり読んでいて、大方の話も覚えていたので、

特にストーリーで目新しいことはなかったのだが、

漫画の毒々しさが幾分減じられていて、バッドエンドにはしていない気がする。

丑嶋はもっと大柄なイメージだったが、顔は山田孝之で慣れてしまった(^^;

大島優子は汚れ役なんだけど、汚れ役なりに筋が通ってて清らか(?)で

案外ちゃんとした演技もできるのだな、と、感心した。

(それまでのドラマは、うるさいばかりでイマイチだったので)

 

闇金ウシジマくPart2

「闇金ウシジマくん」の劇場版第2弾。

「10日で5割」「1日3割」という暴利で、容赦なく取り立てる

闇金業者「カウカウ・ファイナンス」の社長ウシジマこと

丑嶋馨の周囲に群がる、ライバルの闇金業者やヤンキー、暴走族、

極道、ホスト、風俗嬢、ストーカーといった

金と欲望にかきたてられた人々の壮絶なサバイバルを描く。

ある日ウシジマの事務所に暴走族のヘッド・愛沢とトラブルを起こした

ヤンキーのマサルが、愛沢に連行されてくる。

愛沢はマサルに借金をさせ、その金を自分への慰謝料として

払うよう要求するが、マサルはウシジマに懇願して

カウカウ・ファイナンスで働くことに。当てがはずれた愛沢だが、

彼にはすぐにでも金が必要なある事情があった。

(映画comより適当に抜粋)

 

相沢のフォルムが顔キャス?と思うぐらいぴったり。

原作も怖さとコミカルさが共存してたけど、

丑嶋の前だとキャラ弱っというところまでうまくトレースしている。

なお、原作のマサルは、初期は主人公かと思うくらいの中心人物なのだが、

ドラマ版も映画版も初めから丑嶋のキャラをメインに持ってきていた。

原作は、マサルが変わっていく様子がなかなか面白かったんだけども。

まあ、ストーリーはそこそこトレースしているし、悪くはない。

 

闇金ウシジマくん Part3

映画シリーズ第3作。

違法な金利で金を貸す金融屋「カウカウファイナンス」の

社長ウシジマを演じる山田のほか、綾野剛、やべきょうすけ、崎本大海らに、

本郷奏多、白石麻衣、藤森慎吾、筧美和子ら個性的な豪華キャストが集った。

派遣の仕事で食いつなぐ沢村真司はある日、街で撮影中のタレントの

麻生りなを見かけ、社会の格差を実感する。

ネット長者の天生祥の「誰でも稼げる」というセミナーに参加した真司は、

人生の一発逆転を狙った億単位のマネーゲームに巻き込まれていく。

一方、妻がいながらキャバクラに通うサラリーマンの加茂守は、

美人キャバ嬢を落とそうと躍起になっていたが……。

(映画comよりあらすじの抜粋)

 

綾野剛は、配役名を聞く前から、戌亥だろうな、思ったくらいぴったり。

でも、これ、観てないと思います。天生祥の話は原作覚えてるけども。

 

闇金ウシジマくん ザ・ファイナル

「闇金ウシジマくん」シリーズの最終章。

ウシジマが闇金融の世界に身を置くことになった過去の因縁が明らかにされる。

ある日、ウシジマの中学時代の同級生・竹本優希がカウカウファイナンスに現れ、

生活のための金を貸してほしいと言うが、ウシジマはその頼みを断る。

金を借りられずに事務所を去った竹本は、住み込みで労働ができるという

「純愛の家」に入居することになるが、「純愛の家」の実態は、

入居者に過酷な労働を強いる貧困ビジネスだった。

ウシジマの中学時代を知る竹本役を永山絢斗が演じ、

真飛聖、真野恵里菜、YOUNG DAIS、安藤政信、間宮祥太朗ら

豪華キャストがシリーズのラストを飾る。

(映画comよりあらすじの抜粋)

 

この話をラストに持ってきたか。という感じ。

竹本は不思議ちゃんキャラで、原作でもちょっと浮いていた気がするが、

だからこそ丑嶋のウィークポイントっぽい存在だったのかな。

ファイナルというから、原作のラストを映画化したのかと思ったのだが、

そうではなかった。

ま、原作のラストは、セットが大掛かりで大変だろうし。

原作と変えてある部分が、少し唐突な気がする。

もっといい話があるのにな、というか。滑川がいないのってどーしてさ。

『1』『2』あたりはいいけど、後半、映画化に疲れが出ている気がして、

イマイチだったように思う。

 

なお、『サイハラさん』では、『2』の相沢が頑張ってたりして、

それなりに面白かったが、叫ぶ時の演技……というか活舌が悪く、

何を言っているのか聞きにくかった。

そうそう女金融屋のサイハラさんが、原作の滑川のポジションなのな。

 

闇金ウシジマくんS1

2010年10月より、毎日放送・TBSで放送された。全9話。

山田孝之は2006年、4年ぶりの連続ドラマ主演となる。

キャッチコピーは「で、いくら欲しいの? ウチは10日5割だけど」

片瀬那奈を除く、女性のレギュラーキャストは主にAV女優で構成された。

また、一部の人物は他の話の登場人物の性格などを

統合したキャラになっている。

原作ではなかった登場人物の交流などもあった。

(wikiよりあらすじ)

 

原作で、みずきさんが気に入っていたので、

なのに、皮肉で可哀そうなラストだったので、

S1では、みずきさんが不幸にならなくてよかったな、と思た。

S1のシリーズは、全体的に風俗女性に優しいストーリィになっている。

あまり考えたくないが、ウシジマくんの原作時点よりも、

やむを得ない事情で風俗嬢になる人が多くなったからかな、

と、思わないでもない。

ドラマとしては原作ほどとんがっていないものの、

ちょうどいい落としどころなのではないだろうか。