必ず視点は多方面から | 神奈川県伊勢原市花梨ピアノ教室のピアノライフ♪

こんにちは☀

花梨ピアノ教室の大川です☺


音楽の3大要素は


リズム、メロディ、ハーモニー


最低限、この3つが揃わないと曲として音楽が成り立たないと、いつも生徒達に伝えています。


基本は拍子、リズム。


当たり前なことは敢えて言いませんが、何故、これが基本か?


わかりますか?


うちの生徒達はわかりますよね?


前にも言ったけど、自分のためだけに弾くなら、幾らでも自分の好きに弾いていいと思います。


ただ、誰かに伝えたいという演奏をしようと思うならば、その誰かというのは、自分という人間を「知らない」わけです。


他人に伝えられる演奏をする時は、他人が「わかる」ことをしなければ伝わらないんです。


音楽が苦手な人でも、

誰もが理解し得ること💡

↑それが、拍子、リズムです。


例えば、韓国人と日本人が楽しくお喋りして遊びたいといった場合、共通語の英語でお話します。


英語は万国共通語で、世界の中で話すには1番簡単な言語なんです。

日本語は美しいけれど、難し過ぎて、とても共通語にはなれないです。


ハーモニーやメロディが、如何に美しくても、わからない人間、感じ取れない人間には残念ながら、それだけを伝えようとしても、その良さが分からないから伝わらないのです。


わからない人間、感じ取れない人間に伝える必要がある場合、


やはり共通語をしっかり学び、←ここ重要!適当な学びでは他人にわかるように伝えられません。有無を言わさぬよう、「説得」しなければなりません。



これも、いつも生徒達に言っていることだけれど、


例えば、

「この赤鉛筆は赤鉛筆である」

と、誰が見ても、

あぁ、赤鉛筆だ💡

と分からせる必要があるわけです。


え?今の普通の鉛筆じゃないの?

シャーペンでしょ?

と言ってくるような人間を作らない演奏をする必要があるわけです。

誰かに伝えたいと強く思うのならば。


だからと言って、あまりに視点をそこ1点にしてしまうと、今度はどうなるか?


拍子とリズムはひと通り出来ているから、何の曲を弾いているかはわかるけれど、

随分「つまらない演奏」だったね。


となってしまうわけです。

だったらコンピューター演奏のほうが、もっと正確だし、絶対間違えないし、綺麗でいいや~☺となってしまいます☆


☆音楽は人間のために在るもの☆


「人間らしさ」はやはり大切。

そして拍子やリズムは勿論、基本で大切。


作り上げていく優先順位を考えると、


☆①拍子←万国共通語

☆②リズム←音楽の呼吸

◎③メロディ

◎④ハーモニー


となるかと考えます。


自分以外の誰かに伝えるということは、簡単なことではありません。

ですが、音楽は人間のために在るものなので、やれば必ず出来ます。ただ何でもそうですが、実際の行動レベルで、やらなければ出来るようにはなりません。



昔、あるお話が印象深く心に残っているのですが、


主旨は、お客様(大事な人)をもてなす心、だったような🤔


ある国の城の主が他国の城の主を招いた時、


お客様はテーブルの上のフィンガーボウル(手を洗うためのもの)をフィンガーボウルと分からずに飲んでしまった様子を見て、


招いた城の主は、それを見て、それをその場で正そうとせず、一緒に合わせてフィンガーボウルの水を飲んだというお話。


もしそこで、「それはフィンガーボウルと言って手を洗うものですよ」と皆の前で言ったらどうだったでしょう?


招いた城の主の心はお客様に伝わったでしょうか?


親切に教えてくれたという事実は、果たしてその通りに伝わったでしょうか?


さぁ、よく考えてみましょう。


こうやって、ピアノの演奏は常に、

「多方面から考えていくこと」の積み重ねが大切なんです。





お客様と一緒にフィンガーボウルの水を飲んだ城の主は、きっとピアノ演奏も出来たに違いないと思います。


日常生活とピアノ演奏は繋がっているから。


ピアノってそういうところ、本当に面白い!


ピアノを学んだ時間が長い程、演奏はその人そのものを表してしまう。


多方面から考えることをしないと基本止まり。

確かに基本は大事だけど、先に繋がる学びが必要かなと思うわけです。

そうしないと、その基本さえも実は怪しいものだったとなってしまうわけです。


拍子と言っても頭で解っているだけではダメで、実際感じとらなきゃならないし、ポップスやロックなんて特にビートが大事💡

感じ取るだけでもダメで、それが伝わらなきゃ💦


黒人の、あのビート感、凄いですよね。

中国人が元々、日本人よりアルコール分解度が高いのと同じように、黒人の音楽能力は元々高いのでは?と思うくらい凄いと思います。



なかなかね、

音楽を伝えるって難しいことよ、

どうやって伝えるか凄く頭を使うし。


それだって、

結局のところ、


「いいものはいい、悪いものは悪い」

「そこに音楽は在るか」


というところに行き着くのではないかと思います。


音楽を色々考え過ぎて分からなくなったら、歌ってみよう!と伝えています。


自分が歌えない部分は、実は弾けていないということ。

弾けているところは自分でも歌えているのよ、ほら💡


とレッスンで言っています。


教える方も教わる方も、作り上げていく過程は楽しくもあり、大変でもあります。


これが粘土だったら、絵だったら、目に見えるから分かりやすいけれど、音楽は目に見えないから💡

一瞬一瞬で消えていくから分かりにくいのでしょうね🤔



ただ、、、


音楽に限らず、

人のことをとやかく言ってばかりの人間ほど、自分は出来ていない、というのは真実ではないかと思います。


これまでの経験上、出来ていない人ほど、他人の悪いところばかり見つけて言いたがる。

良いところには目を向けられない。


人のことより自分のこと。


私は、自分と、音楽の良さが分かるかわいい生徒達と一緒に、大きな音楽という1つの山登りで手一杯で、他人の悪いところを見つけ出している暇がありません。


教わるところもあっちこっちやっている余裕もなく、木幡先生の課題をこなすことに集中したいし、現実、それだけで今は手一杯なわけです。


音楽は目に見えないから、あれがいい、これがいいって、うちの教室にもコンクールの案内とか、DVDが送られてきたり、色々来るのだけれど、もぅ勘弁😥💦


先生、生徒達共に木幡先生の愛情いっぱいの課題で充分満たされています。

花梨ピアノ教室に案内を下さった方々、ご希望に添えず、誠に申し訳ございません。ここでまとめてお詫び致します。



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