助成金申請の作業が山を越え | がいちのぶろぐ

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さて、私が関わっている「やさしい日本語」を広めるNPO団体が、今年の活動資金に充てるための、助成金申請に向けた書類作りが、何とか一応の完結を見た。

 

2件の助成金申請を行おうとしていて、そのうちの1件は、昨日、オンラインで提出することができた。そしてもう1件は、今日すべての書類が整ったので、来週早々に提出する。

 

 

(ワークショップを行うことが一番の目標だが)

 

ということで、この先は8月から9月にかけて、提出した申請の結果が発表になるまでの間、ひたすら天に祈りながら(笑)、幸運を待つだけということになる。

 

もっとも、ただ待っていたのでは、実行開始が秋ごろになってしまう。それでは実質半年の期間で、すべてを消化して行かなくてはならないことになる。

 

これでは、いかにも時間的に窮屈になってしまう。だから、フライング覚悟で実践を開始しておかないと、時間切れになって予算が消化しきれなくなる恐れもある。

 

ということで、〝申請が通る・通らない〟にかかわらず、何はともあれ、少しずつでも動き出しておいて、申請が通れば一気に走り出せるように、準備を進める必要がある。

 

とは言っても、申請が外れた時のことを考えると、あまり多くのお金を注ぎ込んで助走を開始してしまえば、外れた時には目も当てられない状態になるかもしれない。

 

だからなるべくお金を使わずに、できることから、こっそりと、ひっそりと開始することになる。そのためには、自分たちが内部的に活動できることから、徐々に始めることになる。

 

という事情があるから、助成金申請を提出し終わった後は、なるべくお金を使わなくて済む作業を始めることになる。それは、現状調査であったり、ヒアリングだったりする。

 

自分たちが足で歩いて回って見聞きし、収集できたデータを整理し分析して、そこから見えるものを抽出し、自分たちの内側に蓄えて行く。

 

これは、今年使えなかったとしても、その小さな積み重ねが、次のステップで生かされることになる。来年度にあらためて助成金申請するとき、きっと役立って来るだろう。

 

こういうことを基本に据えながら、7月からは「やさしい日本語」が〝現実的に生かされる場面〟を想定しながら、定住外国人に対して〝聞き取り〟を行うことになる。

 

今までも数多くの定住外国人に、様々な形でヒアリングを実施してきた結果、生活上で不便に感じる点などで、私たちには思いもよらない〝盲点〟が多々あることがわかっている。

 

さて7月からは、もう使いこなせるようになった〝オンライン〟を駆使しながら、多くのことを聞き取りできるように、あちこちへアンテナを拡げて行こうと思っている。