私にすれば疾風怒涛の2日間 | がいちのぶろぐ

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昨日から今日にかけて、何とも〝気忙しい〟というか、慌ただしい気がする日が続いた。

 

昨日の午前中は、京大病院で心臓内科の診察日だった。それで病院に8時50分に到着し、まず血液検査のため採血に向かう。その後は、胸部レントゲンの撮影。

 

 

 

ここまではスッと進行した。そして心臓内科の受付にたどり着いたのが9時45分。診察の予約時間は11時だが、血液検査の結果が出るのに1時間以上は要する。

 

それを見越して早めに行動したから、ここで1時間ほどの待ち時間が発生するのは想定内。受付の後は、診察室から少し離れた待合スペースで持参した文庫本を読む。

 

しかし予定の11時を30分余りも過ぎたところで、さすがにしびれを切らし、目指す診察室の真ん前にあるソファまで移動。そうしたところで、お呼びがなければ動けない。

 

実はお昼過ぎの12時半から、大学時代の〝クラス会〟の予定が早くから入っていたのだが、診察が11時の予約であれば、多少押しても大丈夫だろうと高をくくっていた。

 

クラス会の会場のホテルも、タクシーなら京大病院から15分ほどで到着するし、少しぐらい遅刻したとしても、それが問題になる集まりでもない。

 

だから、11時からの予約だと知らされた時にも、大丈夫だと考えていたのだが。しかし、とうとう12時を回っても診察のお呼びが掛からない。

 

そうしているうちに、診察室の前の小さなホワイトボードへ、事務の方が「1~1.5時間遅れ」と書き込んで行かれた。何ですと、そこまで待つとは聞いてないよ~!

 

ということで、お呼びが掛かったのは12時20分。もはや、どうすることもできない。それでも診察では開口一番、血液検査の結果から〝心臓の状態は改善している〟という話。

 

この日の一番大事なポイントは〝そこ〟だから。私も担当医の方に近況を報告し、今後の診察予定や注意事項の指示を受け、飲み薬の処方箋を受け取ったのが12時35分。

 

それから処方箋の内容を、京大病院の前の薬局にFAX送信し、今日の検査と診察の会計を済ませて病院を出たのが1時ちょっと前。

 

病院の玄関でタクシーに乗り、四条烏丸にあるホテルまで予定通り15分ほど。クラス会の会場には1時15分に到着し、何故かみんなに笑われながら着席。

 

 

 

卒業時のクラスの人数は40人ほどだが、すでに鬼籍に入ったものも数名いるし、東京方面に在住しているから、〝毎年の参加はちょっと〟というものもいる。

 

それ以前に、卒業以来一度も顔を見せていなかったり、最近すっかりご無沙汰のものもいる。結局、昨日の出席は18名だった。多いのか少ないのか、判断しにくい人数だ。

 

 

 

クラス会ではそれぞれが近況報告をしたが、私以外にも、この1年の間に身体の不調などで苦労したと話す級友が、急に増えてきている。

 

後期高齢者の集まりは、やはりそういうものだろう。人はある時点から、急に身体の不調を覚え始めるのだ。その岐れ目が、後期高齢者ということかもしれない。

 

それでも一次会の後の、ブリティッシュ・パブでの二次会も、半数以上の10人が参加した。元気と言えば聞こえは良いが、陽光のある内の解散というのも、年齢だからだろう。

 

 

 

そんなことで、昨日は午前の病院に午後のクラス会と続き、さすがにガックリと疲れて、ブログどころか、夕食だけでも一苦労という状態だった。

 

一夜明けて今日は、京都三大祭りの頭書を飾る「葵祭」。我が家の周りは、下手な時間に出歩くと祭りの行列と重なって、市バスなどが動けなくなる。

 

 

(京都新聞オンライン版には昼過ぎに早くも斎王代の写真が)

 

だから今日は、行列が我が家の近くに差し掛かる前にと考えて、少し早めに、まずは府立図書館へ、借りていた本を返却に行った。

 

観光客は、ほぼ「葵祭」の見物に行く〝はず〟だから、図書館のある平安神宮前は空いているだろうと思っていた。予想した通り、平安神宮の前はさすがに人が少ない。

 

 

 

本を返却し、新たに借りる本を探し出し、貸出し手続きを済ませてさっさとバスに乗り、次は昨日、京大病院からFAXを送信しておいた薬局へ、処方薬の受け取りに向かう。

 

ここまでは、順調に推移している。ただし図書館を出た時刻では、そろそろ「葵祭」の行列が我が家の近くに到着し始めるころになっていた。

 

昨日、病院から処方箋をFAX送信しておいたから、薬局ではすでに薬を準備してくれていて、スムーズに受け渡しが終わり、ここも順調に推移した。

 

そうは言ってもこの時間帯になれば、帰りに乗るバスが「葵祭」の行列と引っ掛かって、動かなくならないか、が唯一の心配だった。

 

しばらく待って、バス停にやって来たバスはガラガラに空いている。これは、何となく気持ちが悪い。それでも、我が家の最寄りバス停まで、実にすんなりと動いてくれた。

 

きっと、この先で祭列と被るため、渋滞することになるだろう。私が降りるバス停までは、ギリギリで何とか動いてくれたみたい。

 

こうして、我が家にはお昼少し前に帰り着けた。昼食後は、受け取った15種類もの処方薬を、今日まで服用していた薬の袋に、それぞれ仕分けする作業を行っていた。

 

あれやこれやで、きれいに片が付くまで、なんと小1時間ほども要するほどだった。

 

こうして、私にすれば〝疾風怒濤〟の2日間が、ようやく一段落した。夕食も終えて、気分的に落ち着いたから、こうしてブログを書く気にもなっている。

 

しかし、昨日、級友から「お前、老けたなぁ」と言われたひと言が耳に残っている。

 

 

 

きっと、この間の入院と手術などで、顔には〝隠せない疲労〟が浮かんでいるのだと思う。そこは〝生きていてなんぼ〟と思っておこう。