上京朝カフェに出掛けて見たら | がいちのぶろぐ

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今日は朝から、上京区役所で行われた「上京朝カフェ」に出席していた。このところ、私自身の体調不良だったり、天候の加減で出掛けるのを諦めたりと、欠席がちになっている。

 

 

 

それでも今日は、意を決して朝から出掛けていた。そもそも、この「上京朝カフェ」は、長らく区役所の区民会議室を会場に行われてきた。

 

それがコロナ禍でのオンライン開催を経て、実際に顔を合わせての開催になってからも、開催場所が区役所を出て、商店街の会議室のような場所での開催が多くなっていた。

 

それが今日は、1年ぶりで区役所での開催となった。しかも日頃は大よそ25~30人程度の参加者だったのが、今日はなんと40人を超えるという大盛況になった。

 

 

 

区役所の会議室での開催だから、区役所の職員の方も参加しやすかったのか、何人もの職員の方が、区役所が主催や運営をするイベントなどの告知に来られていた。

 

これまでは、直接に市民活動と関わる担当の方が、1、2名が参加されるくらいだったのと比べ、今日はおそらく各課から5、6人の方が来ておられたと思う。

 

 

 

それとともに、上京区にキャンパスがある同志社大学の学生さんたちが多く参加されて、自分たちの活動について、告知や支援の依頼などを話しておられた。

 

学生さんたちにすれば、区役所がキャンパスと目と鼻の先にあるから、朝早くても来るのが割と楽だったのか、2、3のグループからそれぞれ複数の方が参加されていた。

 

それにしても、参加されている方々は、皆さんがすごい活動ぶりだ。40人を超える方々が、組織や個人としてこんな企画があるとか、こんな活動をしていると告知された。

 

 

 

だから、本来は8時15分から始まって、9時45分をめどに閉会するのだが、今日は押しまくってしまった。私は、次に予定があったので、中座したのがすでに10時半だった。

 

 

(今日は国際色も豊かだった)

 

さすがに、私が退出した時はほとんど終わりかけていたけれど、それでもまだ数人の方が、告知をしようと待っておられる状態だった。

 

 

 

だから誠に申し訳なかったが、今年度の私たち「やさしい日本語」を広める団体の活動のため、京都府薬剤師会の方に連携の相談に行くので、中座をせざるを得なかった。

 

そんなことで「上京朝カフェ」を10時半に退出して、薬剤師会の関係の方との面会に出向いた結果、午前中は他のことをする余裕はまったくなくなった。

 

実は昨日の午後も、上京区内にある、特別養護老人施設やデイケアセンターなどを兼ね備えた、大規模な高齢者施設にお邪魔していた。

 

 

 

その施設で働く職員の方が、やはり介護職員などで働いている外国人職員と、一緒に仕事をするためのコミュニケーション道具として、「やさしい日本語」を用いる相談だった。

 

 

 

こうした施設では、職員の方々が入所者・通所者と接するための、実にきめ細かいマニュアルやチェック・シートが作成されている。

 

それが逆に、外国人職員の方にすれば難しい言葉が並んでいて、かえって通じないものになってしまう可能性がある。だから、相談に乗ってほしい、という話だった。

 

今日、私が「朝カフェ」で告知した内容は、昨年度、動画やパンフレット作成を行ったので、薬局等で働く方にそれらを教材とした研修を、引き続きで実施したいという内容だった。

 

 

 

だから「朝カフェ」を中座してでも、薬剤師会の関係者の方と連携の相談に出掛ける必要があった。そして昨日は、介護関係の方々に関する相談事もあった。

 

現状ですでに、定住外国人が人口の3%くらいを占めるようになってきている。つまり、否応なく外国人と接する機会が増えて行くから、コミュニケーションが必要になる。

 

 

 

そのための道具として、「やさしい日本語」の活用ということになって来る。言葉にすれば簡単なようで、実践となると大変なテーマでもある。

 

だから今日の「上京朝カフェ」でも、「やさしい日本語」というテーマでの告知をした。これから、こうした活動は、きっとなくてはならないものになると思っている。