やっと外出する気になり | がいちのぶろぐ

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今日は、午後から久しぶりに外出をした。何と言っても、この数日は寒波襲来だったから、後期高齢者にしてみれば、外に出ようという気が起こらなかった。

 

今日の午後は、久しぶりにという感じで、気温が上がって来た。とは言っても、まだまだ十分に寒いのだけれど。でも、出掛けようという気になれる程度に気温が上がった。

 

ただし、お寺へ出掛けたり、遠くまで出掛けたりするほどには、私自身に活気が湧いてこなかったので、繁華街の本屋さんへでも行こう、というレベルではあったのだが。

 

ということで、本屋さんへ寄ってみたら、「源氏物語」「紫式部・藤原道長」「平安時代」を特集したコーナーができていた。それも、随分と多くの本が並んでいる。

 

もちろん、表紙に吉高由里子さんが写っている「光る君へ」の本も、しっかり数種類が並んでいた。ザッと見たところ、新書や文庫も含めて20種類ほどになっていた。

 

中には、私がすでに購入して読み終わっていたり、現在進行形で読んでいたりする本もあったが、そうした中でも、気になった本を1冊買い求めてしまった。

 

「紫式部と源氏物語 京都平安地図本 千年前の雅な京都を巡る1冊」というタイトルで、それだけで中身まで想像できるものになっていた。

 

 

 

言うなれば、典型的なガイドブックだ。紫式部にまつわる「歴史の概略説明」「関係する人物紹介」「京都市内地図と関連する場所の解説」「源氏物語のあらすじ」から成っている。

 

これらが、全体で150ページほどにコンパクトに収められている。そして、とにかく情報量が多い。最後の部分には、「源氏物語の人物相関図」までが載せられている。

 

 

もうこれ1冊を熟読し、このガイド本にある地図を頼りに、京都市内を歩き回れば、紫式部と源氏物語に関しての〝通〟というか、この本の知識だけでも他の人を案内できそうだ。

 

しかも私は、すでに「平安貴族とは何か」(倉本一宏、NHK出版新書)と、「やばい源氏物語」(大塚ひかり、ポプラ新書)の2冊を、ほぼ読み終えかかっている。

 

 

 

かなり〝がっちり〟とした、基礎的な知識が詰まった本を読んでいるのだから、そこへ今回のガイドブックを読めば、〝なるほど、そうか〟ということになって来る。

 

また、「京都市内地図と関連する場所の解説」に関しては、そこに示されている場所、寺社、石碑などや、京都市などが掲げている解説の駒札なども、大体のところは見ている。

 

そんな中でも、このガイド本に掲載されているけれど、まだ私がその場所へ出掛けていないところも、それなりにはあるようなので、これらはこの先出掛けようと思う。

 

もちろん私が知らなかったことや、行っていない場所などは、当然ながらまだたくさんあるわけだから、その点、このようなガイド本は役に立つ。

 

さて、読みかけの新書2冊とともに、このガイド本を熟読して、行っていない場所をリストアップし、いままで知らなかった新知識はノートにまとめようと思う。

 

今年の年末に実施される「京都・観光文化検定」では、NHKの「光る君へ」関連が、10問出題される〝公開テーマ〟に、絶対に取り上げられるとヤマを張っている。

 

だから、今からとにかく詰め込めるだけ、関連知識を詰め込んでおこう。何しろ、昨日発表になった「京都検定」の合格発表をネットで調べたら、〝かすり〟もしていなかったから。

 

 

 

これで1級チャレンジは、3年連続して惨敗という憂き目を見ている。もっとも今年の1級合格率は、840人中60人(7.1%)だけという難関だった。

 

それまでの2年間は、大体10%だったのと比べると、かなり問題が難しかったということは言えるだろう。それにしても、今回は我ながら情けない出来栄えだった。

 

ということで、この本は安価ながら情報量がたっぷりだから、まずはこの本を資料としてフルに使い倒そうと思う。