「京都検定」の模範解答が | がいちのぶろぐ

がいちのぶろぐ

環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

今日の京都新聞に、先日の日曜日に行われた「京都・観光文化検定(京都検定)」の、1~3級の問題と模範解答が掲載されていた。

 

私は昨日までに、1級の問題の中で私が解答できなかった部分については、私なりに正解を調べてみた。それは今日の解答を見ても、当然だけど同じものが掲載されていた。

 

一方、試験当日に私が絶対に正解と信じて解答を記入していたものは、これも今日の解答と同じだったから、とりあえず安心した。あやふやながら記入した解答は、すべて誤答だった。

 

 

 

ということで、正解を数えて自己採点をした結果、〝やっぱり〟ということだけど、合格点にはほど遠い点数だった。昨日までに、この結果はわかっていたようなものだけど。

 

惨敗と言っても、一昨年ほどひどい出来ではなかったけれど、結局は昨年並みかそれを少し下回っていたか、といったところだった。

 

自己採点の点数に少し〝ブレ〟が出たが、新聞に掲載されていた正解と、私の書いた解答が少し表現が異なる、というケースが2,3問あったので、それの判断の問題だ。

 

それらをすべて正解と判断してもらえたとしても、結局のところは昨年並みの点数に届くかどうか、ということだから、まず惨敗であることには変わりはない。

 

悔しいけれど、これが今の私の実力ということなのだ。

 

出題は、京都に関係する「歴史・史跡」、「神社・寺院」、「建築・庭園・美術」、「芸術・文化・生活・行事など」の分野から、それぞれ10問ずつ出題されて合計40問。

 

事前にオープンになっている公開テーマの「家康 伊賀越え」が10問、テーマで括った問題として、今年は「京の峠」と「寺社の龍」が5問×2種類で10問の合計20問。

 

ここまで、記入問題が60問で120点。さらに、150字以上200字以内の論述式が3問で、それぞれに記入すべきキーワードについて5個の質問が設定されている。

 

これは1問につき10点の配点だが、キーワードが5個あるからそれぞれ2点(文章が長さ的に収まっていて、論旨に破綻がないとして)と考えられる。

 

全体で150点満点になり、合格ラインは80%なので点数で言えば120点ということになる。それに対して、私の得点はザックリ言って100点前後というところ。

 

だからあと20点以上、つまり記入式の60問の中であと10個は正解がないといけない勘定になる。ところが困ったことに、どの分野もまんべんなくダメなのだ。

 

 

 

「歴史・史跡」の分野のできが悪いとか、「芸術・文化・生活・行事など」は範囲が広いからダメ、といった特定の分野で点数が低いということがないのだ。

 

すべての分野で、半分以上は正解している。なかでも公開テーマは、本を読んだり、資料を探したりして、細部まで調べて試験に臨むから8,9問は正解している。

 

結論から言うと、〝全ての分野〟でまだまだ足りないことだらけ、というのが実情なのだ。これは困った。何か焦点を絞って、そこの勉強を頑張れば、というターゲットが無いから。

 

さて、来年に向けて「おマイさん、何をどうしろと、お言いだえ」と、歌舞伎の声色でもしたくなる。「何もかも、とにかく頑張ってください」と言われるのは、とても辛い話だ。