ジャニーズの騒動から爺イが | がいちのぶろぐ

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昨日の朝から続いていた微熱は、今朝も起きた時にはまだ37℃を少し超えていたから、この微熱とともに何となくけだるい感じがしていた。

 

 

 

それが昼食後くらいからは、感じていたけだるさもようやく取れてきた。それで体温を計ってみたところ、どうにか36℃台の後半にまで下がっていた。

 

元々、風邪をひいた時にもめったに発熱をする性質ではなかったので、37℃台後半くらいの発熱であっても、それだけでけっこう熱っぽく感じていたと思う。

 

ということで、このまま発熱が収まってくれると有難いのだが。いずれにしても、コロナの感染かも知れないので、一応の目安である5日間以上の自主隔離は行おう。

 

つまり今週いっぱいは、オンライン・ミーティングはともかくとして、人と会って話をすることは止めておこうと思う。

 

心配なのは、この前の日曜日に大阪の孫娘が遊びに来たので、私の発熱がもしもコロナであれば、その時に移してしまっていないかどうか気にかかっている。

 

今日が水曜日だから、もしコロナの感染が連鎖していれば、今日あたりは何かしら反応がありそうなものだが、今のところは平穏無事に過ぎて行ったようだ。

 

コロナ禍はもう終わったような印象を受けるが、決してそんなことはない。今もなお、最前線で治療に当たっておられる方は、空きベッドもなく疲弊されている状態だろう。

 

この3年半以上という長い期間を、ずっとコロナの治療と取り組んでこられた皆さんには、ほんとに頭が下がる思いがする。

 

ところで世間では、ジャニーズ前社長のジャニー喜多川氏の性加害問題が、第三者調査委員会の報告が出たことで、改めて大問題となっている。

 

この問題は、ジャニーズ事務所の社内的なコンプライアンス問題というレベルではなく、人権侵害という事案であり、長年これを黙認してきたテレビ媒体の責任はとても重いと思う。

 

とは言え私には、報道される以上の情報もなければ、何よりもジャニーズの誰かのファンということでもないから、本当ならむしろあまり関心を持たない話だ。

 

昔、私がまだほんの子どもだったころ、芸能界というのは『魑魅魍魎』がいっぱい住んでいる世界であり、何が起こっても不思議ではない怖い場所、くらいに思っていた。

 

いや周囲の大人たちから、そのように聞かされて育ってきた。だから、いつかは闇の世界に売り飛ばされて、分からない場所へ連れて行かれてしまう、くらいに思っていた。

 

それが今では芸能界に入ること、すなわち歌手になったりアイドルになったり、お笑い芸人や役者になったりすることが、光り輝く憧れの場所に行くことになってしまった。

 

私が子どものころ、大人から聞かされてきた芸能界の話も、戦前から戦後すぐのころの芸能界の、ある一面を切り取った話だったのだろう。それは、たぶんそうなのだろうと思う。

 

それがこの70年間で、全く変わってしまったこともあれば、本質的な部分ではなかなか変わらないところもある、ということかもしれない。

 

そんな内実などは、私自身が芸能界とは全く無関係に過ごしてきた以上、何もわからない。ただ今もなお、普通のビジネスとはちょっと違った面があるようにも思われる。

 

だけど、そうした芸能界の在り方と、今回の人権侵害とはまったく結びつかない。何よりもこの騒動で、積年の弊害が一部でも取り除かれるのであれば、それは結構なことだ。

 

ジャニーズがどうなろうと、爺イの私には関係のないことだが、先日遊びに来た小学生の孫娘は、すでにアイドル・タレントの中に「推し」がいるらしい。

 

それがこの爺イには、一番の心配事のような気がするが、これも子どもからすれば、真っ当な成長過程なのだろう。こんな心配をすれば頭が禿げるかも。いやそれは元からか。