大阪管区気象台の発表では、近畿地方が今日、「梅雨入りしたとみられる」ということだ。
まだ5月末だというのに、〝もう梅雨入りか〟と思ってしまう。近畿地方が5月に梅雨入りしたのは、2013年以来10年ぶりのことらしい。
平年は6月6日前後に梅雨入りらしいから、それからすると8、9日は早いし、昨年と比べると16日も早かったということだ。
いよいよ梅雨の季節の到来。確かに今日は蒸し暑いし、午前中から雨が降り続いている。今日の発表では、東海から近畿、中四国、九州北部が同時に梅雨入りしたらしい。
いつも梅雨入りが早い沖縄・奄美地方は、すでに5月18日というから10日前に梅雨入りしているが、いつもは早い九州南部がまだ梅雨入りしていない。
気象台の説明では、これは梅雨前線が北から南へ移動しているためらしい。確かに天気図でも、今日は前線が能登半島から茨城県の辺りまで伸びている。
それが明日の予報では前線が南下して、九州から四国を通って、潮岬まで伸びる予報になっている。
これなら明日か明後日には、九州南部も梅雨入りすることだろう。むしろ前線が南下するので、関東の梅雨入りはまだ少し先のように思われる。
こんな状況だから、京都府がLINEで発信している今日の情報では、京都府は明日にかけて、「大気の状態が不安定」になるから、「警報級の大雨となる可能性」もあるようだ。
梅雨に入った直後というのは、前線がちょうどその地域にあるわけだから、大雨となる可能性が高い。だから、くれぐれも注意が必要ということになる。
千葉県に住んでいる私の娘家族のところでは、中学3年生になった孫娘が、明日から金沢方面に修学旅行だと聞いている。それがこの雨模様とは、何とも気の毒なことだ。
この孫は、小学6年生になった時にコロナ禍がスタートしたために、小学校の修学旅行が中止となってしまった。それ自体、人生でも大きな思い出が一つ消えたことになる。
そして今度は中学の修学旅行が、下手をすると〝大雨の中〟ということになり兼ねない。何とも気の毒というか、〝持っていない〟子だと思うと不憫になって来る。
明日になれば、梅雨前線は潮岬くらいまで南下して、金沢周辺から遠ざかる予報だから、明日とは言わないので、せめて明後日だけでも曇り空という程度に回復してほしい。
気の毒な孫娘のためとはいえ、私の光頭を吊るすわけにはいかないから、ジイジは〝テルテル坊主〟を吊るしたい心境になっている。