保育園長会議の場で告知ができた | がいちのぶろぐ

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昨夜はずっとM―1の生放送を見ていたが、しばらく続いていた「漫才って何だろう」と疑問を持つような状況から、正統派(?)への回帰が見られたように思った。

 

要するに、今年は純然たる〝しゃべくり漫才〟を行うコンビが、決勝に進んだ10組の中で多数派になったように思う。最終決戦に残った3組でも2組がそうだった。

 

まあ、これはこれで私が良いと感じるだけで、〝時代が求めている笑い〟は、きっと〝しゃべくり漫才だけではないのだろう。そのあたりは難しい問題だと思う、知らんけど。

 

日付が変わる頃からはワールドカップ決勝戦の中継を見たが、前半でアルゼンチンが2対0とリードし、フランスを完全に封じ込めていたので、もういいと思って寝てしまった。

 

夜明け前にフッと目が覚めて、手元のスマホを見たら最終的に3対3になり〝PK戦でアルゼンチンが優勝〟という速報が届いていた。これは、いろいろあったみたい。

 

それは、録画もしてあるのでゆっくり見ればいいと思ったが、何よりもアルゼンチンが優勝できたから、メッシにとってはホントにこれで〝伝説〟の域に達したと思う。

 

さて今日の午後は、京都市上京区にある保育園の園長会議があり、その場で、私が関わっている「やさしい日本語」を広めるNPO団体のワークショップの告知を行うことができた。

 

この数日間もブログで書いているように、私たちは、仕事として定住外国人と関わる人たちに、コミュニケーション道具としての「やさしい日本語」を広めようとしている。

 

外国人とのコミュニケーション=英会話という〝悪しき思い込み〟を是正してもらい、定住外国人にとっては「やさしい日本語」が有効だ、ということを伝えようとしている。

 

たまにテレビなどで見かけるように、私たちよりはるかに〝達者な〟日本語で会話をしている定住外国人もおられるが、普通ならやはり早口での日本語の会話などは難しい。

 

そこは日本サイドが、「ゆっくり」「はっきり」「最後まで言い切る」といった、ちょっとした会話のコツを理解したら、定住外国人の多くは、その日本語を理解できる可能性が高い。

 

だから、仕事として定住外国人と接することが多い職場の方は、「やさしい日本語」のコツさえ飲み込めれば、日常的なコミュニケーションが随分楽になると思っている。

 

例えば保育園や幼稚園の先生方は、保護者と毎日の送り迎えの際に話したり、連絡帳のやり取りをしたりするので、外国人保護者とも良いコミュニケーションを取ってほしい。

 

ということで私たちの団体では、こうした仕事の方々を対象に、各回15人限定という小さな集まりではあるけれど、1月に無料のワークショップを2回開催しようとしている。

 

 

 

このワークショップが無料で行えるのは、上京区の市民まちづくり活動助成金をもらえているから、というつながりで、上京区内の保育園長会議の場でも告知をさせてもらえた。

 

私たちの団体はホントに小さな団体だけれど、有難いことに多くの方々に見守られている。そして、この方々から多くの情報をもらったり、会議の場に引き出してもらえたりする。

 

中でも、行政と市民活動をつなぐ中間支援の団体にいる方だったり、行政サイドでも街づくりや市民活動支援のセクションの方だったり、といった方々が応援してくれる。

 

今日の保育園長会議での告知も、そうした縁によるつながりから、冒頭の5分だけだったけれど、チラシやリーフレットなどを配布して紹介と告知をすることができた。

 

今日集まっておられた保育園の園長から、職員の方々に情報として回って行けば、上手くすれば出席してもらえるかもしれないし、少なくとも存在を知ってもらうことができる。

 

さらに、この間にご縁ができている街づくりグループや、外国人支援団体などにも、チラシの配布などを行っているので、ワークショップだけでなく団体の認知も進んでいると思う。

 

とにかくこうした地道な広報活動を通じて、私たちの存在を一人でも多くの人たちに知ってもらうことが、「やさしい日本語」を広める第一歩だと思って取り組んでいる。