3連休の最後の日は晴れて気持ちが良い | がいちのぶろぐ

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彼岸の中日=秋分の日も過ぎたが、3連休の最終日はすっきりした秋晴れになった。湿気も少ないので、気温が上がっている割には過ごしやすい。

 

 

(弥栄会館は取り壊され、帝国ホテルに模様替えだとか)

 

こんな日には、さすがに引き籠もりはあまりよくないだろうと、近場の「建仁寺」まで出掛けていた。祇園の町を通り過ぎたところにある、京都で最古の禅寺。

 

 

 

本堂には、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」をはじめとして、海北友松の障壁画「雲龍図」や「琴棋書画図」など、国宝・重要文化財の美術品が並んでいる。

 

 

 

 

 

 

余技と言っては失礼にあたるが、あの細川護熙・元総理が描かれた「瀟湘八景図」の襖絵も観ることができる。私には、判断できるほどの美的感覚はないけれど立派なものだった。

 

 

 

 

また法堂の天井には、小泉淳作画伯の描かれた巨大な「双龍図」が。こちらは、法堂の大きさに負けず、阿吽の口をした豪快な2匹の龍が、巨体を天井に横たえていた。

 

 

 

 

まずは美術館にも擬せられるほどの、絵画の数々を堪能することができた。また大書院の前には、「潮音庭」という三尊石を中心に四方から眺められる庭がある。

 

 

 

方丈の前には、勅使門とその向こうに法堂の屋根を見上げる、「大雄苑」という白砂の枯山水の庭もある。こうした、禅宗のお寺らしい光景を存分に楽しむことができた。

 

 

 

 

ちなみに、300円也を出して手に入れた「お神籤」は、「風神雷神おみくじ」と称されていて、中に小さなメダルも入っていた。

 

 

 

運勢は「中吉」ということで、何となく可もなく不可もない結果だったが、そこに書かれている文章の内容が凄かった。

 

 

 

「あなた独自の視点を入れた企画やセールスなど独自のこだわりを持つことが重要です」というのだ。〝オイ、オイ。ちょっと、ちょっと〟と、思わず突っ込んでしまった。

 

さらに続けて、「異文化テイストを取り入れると相手に対して印象を与え効果的です」と言われても、〝これって、どうよ〟と呟くしかなかった。これには参った、まいった。

 

そんな建仁寺への散歩だった。ただし、行き帰りのバスにしても、四条通の歩行者、そして建仁寺の観光客にしても、さすがにこれは相当の人出になっていた。

 

 

 

いよいよ、コロナ禍からかつての日常に向けて、はじめの一歩という3連休になった。明後日は、あの「くに、葬儀」。もう海外からトップは誰も来ず、トホホ状態になっている。

 

岸田さん、「くに、葬儀」を花道に、もうお辞めになればいかがですか。巷の噂では、あなたは器ではなかったという判断に、すでになってしまっているから。

 

来月には国会が始まるけれど、こんなにも無茶苦茶ばかりで、論戦以前だろうと思う。これ以上の恥をかくのは、貴方もきっと恰好が悪いだろうと、心配してあげたくなる。