雨の一日、「受験勉強」に明け暮れて | がいちのぶろぐ

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雨で開け、雨で暮れた一日。肌寒いけれど、だからと言って真冬の寒さでもない。今日はどこに出掛けることもなく、ミーティングなどの予定もなく、ただただ自分の部屋に籠っていた。

 

次の日曜日の12日に、「京都・文化観光検定(京都検定)」の試験日が迫っている。〝当たって砕けろ〟と、勢いだけで1級の受験を申し込んでしまった。

 

とりあえず、決して安くはない受験料を支払っている。でも、合格するわけはない。それだけは確信している。試しに〝過去問〟にチャレンジしてみても、ようやく60%に届くかどうか。

 

1級合格は80%を要求される。80%未満でも、もし70%以上であれば〝凖1級〟というランクにしてくれる。だけど現状では、とてもその70%にも及ばない。

 

だから〝無職渡世〟を良いことに、今日は午前も午後も参考書とにらめっこの一日だった。しかし若いころとは違って記憶力がまったく衰えて、あれもこれもと簡単には覚えられなくなっている。

 

だから、なるべく手を動かして記憶しようとしている。いろいろなプリント類などの裏面を利用し、サインペンを使って大きな文字で、重要と思われる事項を書き込んで行く。

 

 

 

それをまた読み返して、他の部分とつなぎ合わしてみたりしながら、覚えやすく、かつ話もつながるように、何とかまとめてみる。こうして少しずつ、自分が弱いと感じる部分を覚えようとしている。

 

それとともに、この半年余りはコロナ禍で外出しにくかったのを幸いに、京都新聞に掲載されている記事で、関連しそうなものを丹念にスクラップしてきた。だから、それも読み返していた。

 

 

 

こうして、私なりにヒイヒイ言いながら受験勉強を行っているのだが、とにかく問題としてみれば、どんな内容を出題しても良いわけで、どこまでやってもキリがないことになる。

 

極端な話が、京都と関連した1200年分の歴史・地理、文学・芸術、宗教・政治、人物・事件など、どんなことでも知っておく必要がある。出題範囲は、それ以外に何の基準もない。

 

絵画・彫刻や庭園・建築など、現在も形が存在しているものであれば、それが〝ある〟場所に出掛けて見ることも可能だけど、歴史的な事件や人物などであればそうはいかない。

 

この1か月は特に、こうした捕まえどころの無いテーマを中心に格闘している。しかし〝寄る年波には勝てない〟とはよく言ったもので、どう足掻いてみてもなかなか頭に入ってくれない。

 

おかげで夕食を済ませてから、こそこそとブログを書く始末。それも何かを考えたり、長い文章を作成したりするのはとても無理。だから今日は、こんな言い訳だけの文章で終わろうと思う。