第5次入院④暇になり | がいちのぶろぐ

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環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

昨日の夕方に、内視鏡手術を担当いただいた医師の方が病室に来られて、状況を報告してくださった。

一昨日に、患部を内視鏡手術で掻き取り、昨日は内視鏡でその傷跡のチェックを受けた。

結果的に手術は上手くいって、傷痕も順調に回復している、ということだった。

これだけでも、とてもありがたいことだ。私からすれば、子ども世代の年齢の方が、最新の技術で対応してくださった。

こうして継世代的に、治療方法も技術も進歩を遂げてゆくのだと思う。

ということで、昨日の夕食は「重湯」になり、今朝からは「三分粥」になった。



米粒が入っていることに、少しだけど感激した。普段は、あまりお米を食べない食生活なのだけど。

そして今日は、実に何の予定もない日になっている。だから、4日ぶりにシャワーを浴びた。

髪の毛も気持ち悪くなっていたけれど、昨日までは、点滴の針も刺さっていたし。

おかげで今日はスッキリした。そして先程は、看護師の方が「明日の予定表」を持ってこられた。

それは見事に、「枠線」だけのペーパーだった。思わず2人で笑ってしまった。

ハイ、明日も何も予定がない「経過観察」の日になる。

ところで、先ほどから、「一天にわかにかき曇り」という真っ暗な空模様になっている。




途端に、スマホの通知機能で、「豪雨予測」だの、大雨警戒の言葉などが、次々に送られてくる。

雷サマも、遠くでゴロゴロと鳴り始めた。稲光りはまだ見えないけれど。

稲の光りなのだ。雷光の強い電磁波が空気中の窒素を反応させ、それが雨に溶け込んで、農地に降り注ぐ。

稲にとっては、恵みの窒素肥料になるから、稲光りというらしい。これが自然の摂理であり、生態系を支えるのだと思う。

それにしても、大雨警報まで出されてしまった。それはそれで、被害などないように願いたい。

さて、明日は何をして過ごせば良いだろう。まずは、持参した本を読む日になりそうだ。