今朝、第1次の入院生活が終了した。
毎日続く放射線治療の今日の分と、担当医の診断があってから退院の手筈となった。
実に8泊9日の入院だった。考えてみれば、かつては長期出張や、学生時代には運動部の長い合宿もあった。
だが最近では、これほど長く家を開けたことはなかった。
出張といっても、最近はせいぜい2、3泊までだった。その方が普通だと思う。
ということで、昼少し前に、家に戻った。というか、家に戻る前に少しだけ「腹ごしらえ」をした。
病院にあるコンビニで、サンドイッチと牛乳を買って、近くに設置されているオープンなスペースで食べた。
今朝から、放射線治療のために絶食し、それが終わってから、退院のため部屋の片付けをした。
その後、退院手続きをしていたから、空腹で血糖値が低下し、頭が少しクラクラするほどだった。
早目に何かを胃袋に補給すべきだったのに、無理をしすぎたみたいだった。
そして帰宅後は、持ち帰った荷物をノロノロと荷ほどきした。
ほとんど動くこともなく、病室にいただけだったのに、家で感じたのはかなりの「疲労感」だった。
なぜこんなに疲れているのだろう、と不思議だった。
きっと心の片隅に、やはり病気に対する緊張感があったせいだと思う。
それに、長めの「外暮らし」が乗っかって、疲労感を生んだと思う。
3週間後に、第2次の入院になる。それまでに、入院に耐えられる「精神力」を作らないと。