ノートを買いに出掛けて | がいちのぶろぐ

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いきなりの真夏日である。6月は〝衣更え〟だからと、昨日から上に着るものを半袖に変えた。そうしたら今日はもう、上に羽織るものなど不要なほどの気温になった。

 

今日は午前中に、先日やっと営業再開した無印良品まで、ちょっと買い物に出掛けていた。以前はファミマと無印良品が提携していたので、ファミマでも扱っていたノートである。

 

 

 

リングで止められたB5サイズ大の、ごくごくありきたりのものなのだが使い勝手が良いのだ。クルッと回して折り畳む形にできるので、スペースを取らないところが良い。

 

 

 

以前にもブログに書いたことがあるけれど、私は〝メモ魔〟の癖があって、どんな会合でもとにかくメモを取る習慣がある。それも罫線の幅などは無視して、書きたいように書く。

 

とは言っても無地の白紙だと、これはこれでどこを目印に書けばいいかと悩む。好き勝手に書くくせにそれも変なものだけど、罫線がないと何だか不安に感じる。

 

そんなことで、以前からこの無印良品のノートがお気に入りになっている。また、これ1冊にすべてを記録して行くから、日付・時間と、何の会合なのか、開催場所と参加者は、といった情報は必ず書き入れておく。

 

 

 

つまり、このノートをひっくり返せば、いつ誰と、どんな話しをしたのかすべてがわかる。その時の話の中味もメモを読み返せばわかるわけだが、読み返していると、不思議にどんどん思い出してくるのだ。

 

メモとして書き留めていなかったもろもろの情報や、その会議の雰囲気など、時には会議場所の窓の外に見えていた景色までも浮かんで来ることがある。

 

人は記憶の端っこに引っ掛かっていることが、何かのスィッチが入れば、ずるずると芋づる式に思い出すことができる生き物のようだ。

 

そんなことで、現在使っているB5サイズのノートが残りページが少なくなったので、ストックを買うために無印良品まで出掛けていた。

 

このノートに味を占めて(?)、さらに小さなA6サイズくらいの手帳のようなノートも使っている。こちらは、ジーンズの後ろのポケットに納まってくれるサイズ感だ。

 

 

 

この小さなノートを使う場合には、主にペンテルの水性ペンで大きな文字で記入するというくらいに大胆な使い方をして、まったくの走り書きでいい場合に使っている。

 

会合などではなく、〝町歩き〟に参加しながらメモを取ったり、取材で人と会って話を聞いたりするとき用、とでも言えばいいだろうか。まさに走り書きのなぐり書きである。

 

 

 

その分、このメモ帳の中味は、帰宅してからB5サイズのノートに改めて整理をする必要がある。つまり、文字通りの〝備忘録〟ということになる。

 

以前にも書いたことがあるけれど、今若い人を見ていると、まったくメモを取らなかったり、直接パソコンに打ち込んだりしている光景を見かけることもある。

 

そのあたり、自分はアナログ世代の人間だなあと思わされる。自分で書いた文字でないと信用できない気がする。時にはスマホの〝メモ〟に、書き置きをすることもあるけれど。

 

もっともこれはよほど急なメモの場合か、電車の中でノートに書きにくいときとか、寝ていてフッと思いついた時に口述筆記する、という感じで使う程度だが。

 

それで思い出したが、気が付けばスマホに話しかける以外、まったく会話をしていない日がある、と言った知人がいた。その時は大笑いしたけれど、それはそれで悲しい話かもしれない。

 

とうとうTシャツ1枚で過ごせるシーズンがやってきた。今日出掛けた時に、バスの窓からアジサイがきれいに咲いているのを見た。そんな時期になった。