大河ドラマは〝本能寺の変〟まで行くだろうか | がいちのぶろぐ

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今、我が家の辺りは雨が小やみになっている。それでも気温は上がらず、5月の半ばとは思えないほど肌寒くなっている。

 

一部の都道府県を除いて、緊急事態宣言が解除された最初の週末になった。だけどこの気候では、どこの繁華街も急に人出が回復するということはないだろう。

 

それ以上に、気の緩みが心配だとか、感染者増加の第二波が来るのではないかと、さんざんに報道されているから、気分も簡単には盛り上がって来ないと思う。

 

むしろ、この週末がスカッと五月晴れにならなくてよかった、くらいに思えてくる。私ももうかなり長い間、散歩に出掛けなくなっている。

 

もともとが、家に引き籠りがちな高齢者である。そこへ散歩にも行かない日が続いているから、その分少しだけ体重が増加したように思う。

 

テレビの情報ワイド番組でも、〝おうち生活〟が続いて身体を動かさない日を送っている人に、簡単なストレッチ体操などを提案していたりする。

 

先日もある番組で、筋肉自慢のお笑い芸人・なかやまきんに君が、軽い運動を指導していた。なるほどなあ、芸は身を助けるものだと少しだけ感心して、私も即座にやってみた。

 

 

 そう言えば多くのテレビ番組で、広く離れて立つ司会者と、リモート出演するタレントやコメンテーターというスタイルがすっかり定着して、あまり違和感はなくなった。

 

ただ多くの番組が、新しいコンテンツを作りにくいために昔の映像を再編集し、特集などと称して放送することも増えている。これはこれで苦しいだろうと、見ているこちらも同情してしまう。

 

NHKでは、朝の連続ドラマや大河ドラマの〝撮り貯め〟が残り少なくなってきたので、6月中旬くらいでいったん休止するようなニュースも流れていた。

 

今年の大河ドラマは、スタート時点で〝沢尻問題〟があってつまずいた上に、今度はウィルス騒動で撮影ができないとは、まさに泣きっ面に蜂の状態になっている。

 

今年は明智光秀が主人公とあって、光秀ゆかりの京都府亀岡市では、観光客が増加すると期待に胸を膨らませていた。ところがこの状態である。何とも情けない話になった。

 

 

(明智光秀の居城「亀山城」址/亀岡市)

 

それどころか、この状況ではドラマが〝本能寺の変〟までたどり着くのかと、他人事ながら心配になってくる。

 

歴史の不思議として考えるなら、光秀がなぜ本能寺の変を起こして、信長を倒そうと思ったのか。やはり、そこが一番興味を持たれるところだと思う。それがなければ、話が締まらない。

 

とまあ、他人事ながらそんなことを考えてしまう。こんなことも、ヒマだからこそ思うことかもしれないが。

 

明日は何とか天気も回復するようだから、〝外出自粛〟を自粛して、買い物がてらの外出をしてみようかと思う。現状での町の様子も知りたいと思うから。