台風19号の被害は、全容が明らかになるにしたがって、想像以上に被害がひどく、また広範囲にわたっていることが分かってきた。
昨日のテレビのニュース番組のレポートでも、住宅地が膝下まで泥に埋まってしまっている光景や、一面が茶色い泥の海となっているところが放送されていた。
復旧をする以前に、この大量の泥をどうやって取り除くかが、まず大変なことだろう。何から手を付けるにしても、これでは身動きすることもままならない。
しかも今日は、被災地の広い範囲で雨模様になっている。これでは泣きたくなる気持ちだろう。被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
今日の新聞も、一面は台風の被害記事で塗りつぶされている。その一方で、中を開けば明るい話題として、ラグビー・ワールドカップで日本チームが、予選リーグを全焼で突破したことが大々的に報じられている。
こちらは私も昨夜、テレビにかじりついて見ていたが、終盤にスコットランドの猛反撃にあって、手に汗を握るという表現がぴったりの展開だった。
それにしても日本チームは、ここまで強くなっていたのだ。リーチ・マイケルという一人の少年が、南半球からはるばると札幌の高校に留学し、そして今では、日本チームの大黒柱にまで成長した。
彼の素晴らしいキャプテンシーは、多くの外国の強豪チームが等しく認めるところになっている。彼の統率力と人柄が、日本チームをここまで引っ張ってきた。
次に対戦するのは、9月の強化試合で大敗した南アフリカだが、リーチ・マイケル主将自身が、この予選リーグを通して日本がさらに強くなった、と記者会見で話していた。
前回大会で南アフリカに勝った時は奇跡だったかも知れないが、今度は本当に、真正面から勝負を挑むチームに成長してきたと思う。是非、もう一つ勝ってくれることを祈りたい。
こんなことで3連休最後の日に、朝から新聞を広げていたのだが、真ん中あたりのページに掲載されていた一面広告には目を見張った。アニメのキャラクターっぽい姿で、口に封書のようなものをくわえていた。
何の広告なのがもよくわからない。下の方をよく見ると、小さく書かれていて、新聞協会の広告だった。
それにしても、これを見た時の感情をいったい何と表現して良いのか。時代が変わったとしか言いようがなかった。お固いはずの新聞教会なのだから。
こんなことで今朝は明けた。今日の京都は、雨こそ降り止んだものの、肌寒い曇り空になっている。
昼食後に、煙草を買うために近所のコンビニまで出掛けたが、それでも若い人たちや外国人観光客が元気に街を歩いていた。
昨日のブログで少し書いたけれど、外国人観光客に対して、非常時・災害時にどのように情報提供するか炉いうことを考えていたのだが、それはまた、明日以後にまとめてみたいと思う。
今日は、少しのんびりした日にしよう。


