とりあえずさあ夏休みの生徒たち | がいちのぶろぐ

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環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

アメブロの私のポータルサイトの画面に、アメブロからの告知として「あなたの恋愛トリセツ診断」なるものが出ていた。おもしろそうだったから覗いてみた。

 

3つの質問に答えると、私の「トリセツ」を教えてくれるということだった。その結果、私は「自分の世界に入り込む」タイプだということだ。これはマァ当たっている。

 

そこで、取り扱い方法として「時折りは連れ戻してあげましょう」となっている、それはそうだ、放って置いたら一人の世界に入り込むのだから。

 

さらに、「故障かなと思ったら」というところで、「絶叫マシーンに乗せてみましょう」と書かれていたから爆笑してしまった。私は絶叫マシーンが嫌いではないが、といって、特別に好きなわけでもない。

 

 

 

何よりも、飛行機が揺れるのでも怖い、というくらいに小心者なのだ。だから最近のすごい絶叫マシーンなどは、いまだかつて乗ったこともない。

 

半世紀ほど前の大学生の頃には、当時、たぶん高さが日本一だったと思うが、富士急ハイランドの大ジェットコースターに乗って、とても楽しかったことは覚えている。だから、全くダメというわけでもない。

 

 

 

ただ私の「トリセツ」として、「故障かなと思ったら、絶叫マシーンに乗せてみましょう」と言われると、ヘェ~というか、〝受ける~″という感じになってしまった。

 

〝一人の世界″に入り込んだ挙句に故障して、ひっくり返っていたのでは、たまったものではないが、だからと言って故障のチェックに絶叫マシーンに乗せろとは、と思わず吹き出してしまった。

 

さて、そんな今日だけど、お手伝いをしている高校の「総合学習」が、1学期の最終回を迎えた。来週は終業式があって、生徒たちは晴れて夏休みとなる。

 

 

 

私自身を思い返しても、高校2年生と言えば受験にはまだ間があり、といって運動部員でもなかったので、特に夏休みに何かをする予定もなく、40日ほどある夏休みはただただボーッとしていたように思う。

 

この20人余りの「総合学習」の生徒たちの中には、運動部や吹奏楽部など、それなりに夏休みに練習がありそうな生徒も78人はいるらしい。

 

それ以外の生徒は、その年頃の私がそうであったように、多分何をするでもなく過ごすのだろう。中には、塾の夏期講習などというまじめな生徒も、今どきのことだから多いかも知れない。

 

ということで、今日の授業に際して、夏休みの間に自分たちのグループのテーマに沿って、こんな場所やこんなイベントは、見られるようなら見ておいてほしい、と思うことをリストにして渡した。

 

昨日のこのブログにも書いたけれど、まだまだ経験が少ない高校生だから、基礎知識の部分が不足していることは止むを得ない。だからこの機会に、せめて自分の目で関係することを見ておいてほしいと思った。

 

「京町家」というテーマのグループは、全員が積極的で、夏休みに見ておくべき場所をもっと教えてほしい、と言ってきた。このグループはまとまりも良いから、この先も上手く動いてゆくだろう。

 

 

 

「着物」をテーマとしたグループは、やはりというか、全員が着物はもちろん、浴衣も着た経験はないという答えが返ってきた。さて、これからどのようにテーマを作り上げて行くだろう。

 

 

 

また「京都らしい街づくり」という難題に取り組むことになったグループは、どこから手を付けていいものか、考えあぐねていた、

 

担当の教員の方も、かなり長い時間を、このグループとの話し合いに宛てておられた。たしかに、このグループはこれから苦難の道を歩むことになるかもしれない。それだけに、最初にテーマをもっと絞り込む必要がありそうだ。

 

何よりも、街づくりと関係する京都市条例も少なくない。それらを拾い集めて、そこから京都が抱える問題を探してテーマを絞り込むことが、2学期の最初の作業になりそうだ。

 

残る2つのグループは、「観光客の分散化」「庭園」というテーマなので、昨年度まで対象フィールドとしてきた「嵯峨・嵐山」地域をターゲットとして、今年度も何とか展開が出来そうだ。

 

 

 

今日の授業が終わった時には、全員が少しホッとした顔で教室を出て行った。何と言っても、生徒たちにとって夏休みは予定の有る無しに関わらず、とにかく楽しいものだろう。