『天狗の巣』とか『魔女のほうき』とか。 | グリーン・ブレイカーズ

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『天狗の巣』とか『魔女のほうき』とか。

そういった妖怪っぽい呼び名が付けられているのが、サクラのてんぐ巣病
(てんぐすびょう)です。

変ったよび名 ですよね。

呼び名の謂われは・・・この病気にかかった枝を下から見上げると、
とても
大きな巣があるように見える
ことからです。ちなみに英名では witch's
broom !と、“魔女のほうき”に たとえられます。

いずれにしても 一斉に花が咲く
サクラだけに、花が咲かない部分が目立
ちすぎるほど目立つ
という、そんな病気なんです。

病状ですが、この病気にかかったサクラの枝は、花が咲かずに枝ばかりが
伸びる状態となります。その後、症状の進行と共に患部が枯死し、やがて
枯れ枝となって落ちていくことになります。
同時に患部も広がりますので、樹全体もじょじょに花の咲かないサクラ状
態になっていくという経過をたどりますよ。

・・・このように、ある意味 
とり憑かれたみたいに弱っているいく症状
を呈する
ことが、天狗や魔女の名前が使われるようになった要因かも・・
なんておもっちゃったりもします。

病理学的にいえば、『
多くの芽が、鳥の巣と例えられるほどに一度に生長
してしまう』症状
は、植物ホルモンの異常に原因があるものと考えられて
います。そしてその植物ホルモンの異常を引き起こす要因としては

 菌類昆虫線虫ウイルス

などの 植物の生育にとって障害をもたらすストレスが原因 だとされて
います〔特定できていないわけです〕。

ということで むしろストレスっていう名の妖怪の仕業だと思うのがあな
がち正解なのかもしれません。

・・・対策につづく。


オカルト好きとしては、てんぐ病のサクラを見るとついつい
  頭上を見上げて、天狗さまの姿を探してみたりしてしまったり。

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