農業の「6次産業化」でおこるリスクもある。
自民党が初めて口に出したことではなく民主党政権時代の農政において
もすでに農業振興の目玉とされていた“農業の6次産業化”の話です。
前回は「しかし、6次産業化〔農商工連携も含めて〕の取り組みは現時
点でさえ山ほどある」という現実を お知らせしました。 こちら 。
そして今回は、もう一歩踏み込んで、6次産業化でもっともありがちな
農産物を食品加工をすることで利益率を高める
という6次産業化の最大のウリポイントを例にとって、発生しがちなリ
スクを考えてみることにいたしましょう。
たとえばですね、
農産物を加工して販売していた加工食品に異物が混入した
といったケースはどうでしょう。さらには
製造販売した惣菜や、農家レストランで提供した食事が原因で食中
毒事故が発生した
というようなケース〔自家製パンにノロウイルとか〕はいかがでしょう。
そう・・・たしかに農産物を食品加工し販売することで、利益率はあが
るかもしれません。
しかし、食品加工し販売するということは、同時に農産物を販売してい
るだけではおこりえなかったリスクもまた発生する可能性もあるという
ことを考えておかねばならないということなのです。つまり
ただの農産物の販売には適用されないけれど、
農産物を加工した場合は「製造物責任法」が問われる
ということなる。6次産業化を計画するということは、こういった不慮
の事態が発生する場合を常に考えておかねばならないということでも
あるのです。
メリットには、かならずデメリットがついてくる
ということですね。
そういったわけで、農業経営に対するわたくしなりのアドバイスなのです
が、なによりいいたいのは、利益率をあげる方法は
農産物加工やその付属事業ばかりが唯一の方法であるわけではない
ということです。加工することだけにとらわれるべきではない。加工する
前に、やれるべきこともあるんじゃないのかということです。
たとえば農産物の秀品率を上げることでもいい。農産物の糖度とか機能
性とかの品質面を向上させる事もそうでしょう。収穫量をあげるのもいい。
その地域における珍しい作物を作るという手もある。
そうすることでも利益率を上げることは可能
だということなのです。
ちなみに・・・自分の生産する農産物が評判をよべば、既存の食品業界
から“うちの製品の原料にぜひに”などというお声がかかることも、まま
あります。
デメリットも多い6次産業化を 自らの手で計画し実行するまでもなく、
既存の食品業界に身を置く加工と販売のプロに自分の農産物を高く買い
取ってもらうことも可能になるわけです。
こちらのほうがよほどうまいはなしであるとはおもわれませんか〔農産物
だけに/笑〕?
いじょう、優れた農産物や人気のある農産物を作るという農業本来の営
業努力を積み重ねることもまた、〔より簡単に〕利益率をあげる方法だ
というおはなしでした。
柑橘に将来性があるからと全国的に柑橘を植えさせた挙句にオレ
ンジを自由化〔価格が暴落〕したり、 はたまた
高値が期待できるからと、全国で一斉に“早生”“極早生”品種
を奨励しちゃったら、結局のところ“晩生”のほうが価格がよく
なっちゃったなんて話は 農業界には ごろごろ。
「夢で終らせない農業起業
」「里地里山複合大汚染
」
自民党が初めて口に出したことではなく民主党政権時代の農政において
もすでに農業振興の目玉とされていた“農業の6次産業化”の話です。
前回は「しかし、6次産業化〔農商工連携も含めて〕の取り組みは現時
点でさえ山ほどある」という現実を お知らせしました。 こちら 。
そして今回は、もう一歩踏み込んで、6次産業化でもっともありがちな
農産物を食品加工をすることで利益率を高める
という6次産業化の最大のウリポイントを例にとって、発生しがちなリ
スクを考えてみることにいたしましょう。
たとえばですね、
農産物を加工して販売していた加工食品に異物が混入した
といったケースはどうでしょう。さらには
製造販売した惣菜や、農家レストランで提供した食事が原因で食中
毒事故が発生した
というようなケース〔自家製パンにノロウイルとか〕はいかがでしょう。
そう・・・たしかに農産物を食品加工し販売することで、利益率はあが
るかもしれません。
しかし、食品加工し販売するということは、同時に農産物を販売してい
るだけではおこりえなかったリスクもまた発生する可能性もあるという
ことを考えておかねばならないということなのです。つまり
ただの農産物の販売には適用されないけれど、
農産物を加工した場合は「製造物責任法」が問われる
ということなる。6次産業化を計画するということは、こういった不慮
の事態が発生する場合を常に考えておかねばならないということでも
あるのです。
メリットには、かならずデメリットがついてくる
ということですね。
そういったわけで、農業経営に対するわたくしなりのアドバイスなのです
が、なによりいいたいのは、利益率をあげる方法は
農産物加工やその付属事業ばかりが唯一の方法であるわけではない
ということです。加工することだけにとらわれるべきではない。加工する
前に、やれるべきこともあるんじゃないのかということです。
たとえば農産物の秀品率を上げることでもいい。農産物の糖度とか機能
性とかの品質面を向上させる事もそうでしょう。収穫量をあげるのもいい。
その地域における珍しい作物を作るという手もある。
そうすることでも利益率を上げることは可能
だということなのです。
ちなみに・・・自分の生産する農産物が評判をよべば、既存の食品業界
から“うちの製品の原料にぜひに”などというお声がかかることも、まま
あります。
デメリットも多い6次産業化を 自らの手で計画し実行するまでもなく、
既存の食品業界に身を置く加工と販売のプロに自分の農産物を高く買い
取ってもらうことも可能になるわけです。
こちらのほうがよほどうまいはなしであるとはおもわれませんか〔農産物
だけに/笑〕?
いじょう、優れた農産物や人気のある農産物を作るという農業本来の営
業努力を積み重ねることもまた、〔より簡単に〕利益率をあげる方法だ
というおはなしでした。
ンジを自由化〔価格が暴落〕したり、 はたまた
高値が期待できるからと、全国で一斉に“早生”“極早生”品種
を奨励しちゃったら、結局のところ“晩生”のほうが価格がよく
なっちゃったなんて話は 農業界には ごろごろ。
「夢で終らせない農業起業
」「里地里山複合大汚染
」