『本当は危ない有機野菜』/マロンさんの疑問について | グリーン・ブレイカーズ

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 想像で話を展開する部分が多いにも関わらず、
 断定する表現が多く
 有機野菜が危ない!じゃあ何食べれば良いの?
 化成肥料と化学合成農薬をかけた野菜が安全なの??
 と聞きたくなるような内容でした。

という『本当は危ない有機野菜』についての、マロンさんからの疑問点を
いただきました。本を執筆するにあたり、想像で書いているのではなく、
当然のことながら、新聞報道や研究資料を基にしている点につきましては

 MENIMOサンの疑問点について は、こちら  。
 菜の花園さんの疑問点について は、こちら  。
  
の2つでお答えしたつもりですが、マロンさんにお答えする追加資料
といたしまして、東京農業大学・富山先生の「無農薬だから安心は本当
か 」、そして東京都健康安全研究センター公開セミナーの本山さまの
寄生虫の問題を扱った「寄生虫の復活を心配して 」、加えて果実上に産
出するカビ毒の危険性をあつかった例として、最近よく自然農法が話題
とされることの多いリンゴ、そのリンゴの果実上で生成される「カビ毒
に ついての農研機構の調査研究報告 」、 わかりやすい資料として十勝
家畜改良普及所の家畜飼料のカビについての資料 などをを提示してみま
した。

こういった資料だけを羅列した本であれば、執筆するのはある意味簡単
なのですが、それでは一般の消費者のみなさまにはなかなか読んでいた
だけないという欠点が伴います。
しかし、マロンさんの質問をいただくことによって、改めてブログの形
で『本当は危ない有機野菜』関連の資料を提示させていただけるのは、
非常にありがたいことだと考えております。

最後に、「泥付き野菜は新鮮で安全だと思っていたがボツリヌス菌のこ
とを聞いて間違いだと気付いた」という消費者の声を紹介している一文
からはじまる鹿児島大学の岡本先生の『有機農業と食品の安全性は別の
問題である。安全性は科学的知見に基づかなくてはならない』という講
演から、印象的なお話をご紹介して今回のご報告を終了したいと思いま
す。以下は引用・・・

『ボツリヌス毒は「失楽園」で有名になった青酸カリの1億倍強毒であ
 る。1トンの青酸カリと10mgのボツリヌス毒が同等であり、青酸カリ
 の管理よりもボツリヌス毒の管理に1億倍の注意を払う必要がある。
 青酸は未熟な梅や杏などに青酸配糖体として存在し、昔から未熟な
 果実を食べてはならないと教えられてきた。当然のことながら、熟
 しても完全に消失している訳でなく、微量の青酸が残っている。し
 かしながら、微量の青酸は漢方薬のキョウニン(杏仁)にも含まれ
 ており、薬は毒と同じである。
 治療効果を発揮するか健康障害を起こすかは量の問題であって、健
 康に良いものと悪いものがある訳ではない。』

以上ご報告でした。