本当は危ない有機野菜 微生物汚染への懸念 | グリーン・ブレイカーズ

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 農業の現場のお話しを中心にお伝えしてます。



新型インフルエンザが発生したといわれている メキシコの例 をご紹介しまし
たが・・・・

英国におけるふん尿施用時の注意点について次のような注意点があります。

『水質汚染防止のため、河川や水路から10m以内、水源地から50m以内に
 家畜ふん尿の散布を行ってはいけないという規制がある。この基準は、ふん
 尿中の養分流出による河川水質の汚染防止対策であるが、同時に微生物
 汚染のリスクをも低減させることが期待できる。
 また
 畜産経営外、特に生食野菜の栽培にふん尿を利 用する場合は60℃以上の
 十分な発熱過程を経た腐熟した堆肥 を利用することが重要である。   』


日本でもこういった規制を行う必要があるのではないでしょうか。

こういった懸念を問うた場合、生ごみたい肥も含めて、「たい肥化のときに 発
生する熱ですべては解決するという説明でかたづけられていますが、たい肥化
のときに発生する熱で死滅するはずの家畜の飼料に含まれていた外来雑草の種子
は、日本各地で増殖している ではありませんか。

家畜ふん尿から作った液肥を水田に施用することさえもある日本。
微生物汚染のリスクは、本当に無いものなのでしょうか。
 


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 ひらめき電球  第一回分は こち ら 。 





グリーン・ブレイカーズ-夢で終らせない農業起業  グリーン・ブレイカーズ-本・写真

夢で終らせない農業起業 本当は危ない有機野菜

ドン・キホーテは1人でよい。
いや、鈴木康央との二人でよい

・・・という思いで、出版の夢が叶った「有機本」でした。

うれしかったことは、「有機農家」のご支持を
予想以上に いただいたことです。
感謝申しあげます。