調べなおし
ピュラコスという人物を調べていて、高津の資料には2人の同名異人がリストされている。
その一人、デーイオーンの子であるピュラコスだが、父の名前はデーイオネウスとされるときもある、という。
そんなファイル作ってないよなぁ、と思いつつファイルを検索したらdeioneus.htmというファイルがシッカリある。
中身は…名前のところしか書いてない。
出典なども書いてない。
このファイルにリンクしている他のファイルもないみたい。
で。
改めてデーイオネウスを調べなおしてみると、何人かいるみたい。
1. イクシーオーンの妻となったディアーの父。
2. エウリュトスの子。
3. ピュラルコスの父。
今回のメインは、1.のディアーの父。
調べなおすきっかけは、3.のピュラルコスの父だったんだけど。
このディアーという女性、どこに出てくるかというと、ピンダロスのピューティア祝勝歌、第2歌の39行目に対する古注。
Loebなどでは20行目あたりに対する注釈です。
この注釈でホメーロスを引用する少し前くらいに、「その人が、デーイオネウスの娘ディアーと結婚した」という読める内容が書いてあります。
ここでいう『その人』というのは、イクシーオーン。
イクシーオーンといえば、ヘーラーに横恋慕して、死後は車輪にくくりつけられて転がっているというエピソードが有名です。
ですから、当然、記述の中にはゼウスも出てきます。
ヤヤコシイことに、ゼウスの対格もディア。
でも問題となっている箇所はデーイオネウスの娘と書いてあるんだし。
ディアン(ディアーの対格)と書いてあるから、まざ、ゼウスではないよなぁ、と。
一瞬、ゼウスはガニュメーデースをさらってきたこともあるんだし…イクシーオーンにだって…などと、あらぬ考えが頭をよぎったことは心の奥にしまっておきます。
その一人、デーイオーンの子であるピュラコスだが、父の名前はデーイオネウスとされるときもある、という。
そんなファイル作ってないよなぁ、と思いつつファイルを検索したらdeioneus.htmというファイルがシッカリある。
中身は…名前のところしか書いてない。
出典なども書いてない。
このファイルにリンクしている他のファイルもないみたい。
で。
改めてデーイオネウスを調べなおしてみると、何人かいるみたい。
1. イクシーオーンの妻となったディアーの父。
2. エウリュトスの子。
3. ピュラルコスの父。
今回のメインは、1.のディアーの父。
調べなおすきっかけは、3.のピュラルコスの父だったんだけど。
このディアーという女性、どこに出てくるかというと、ピンダロスのピューティア祝勝歌、第2歌の39行目に対する古注。
Loebなどでは20行目あたりに対する注釈です。
この注釈でホメーロスを引用する少し前くらいに、「その人が、デーイオネウスの娘ディアーと結婚した」という読める内容が書いてあります。
ここでいう『その人』というのは、イクシーオーン。
イクシーオーンといえば、ヘーラーに横恋慕して、死後は車輪にくくりつけられて転がっているというエピソードが有名です。
ですから、当然、記述の中にはゼウスも出てきます。
ヤヤコシイことに、ゼウスの対格もディア。
でも問題となっている箇所はデーイオネウスの娘と書いてあるんだし。
ディアン(ディアーの対格)と書いてあるから、まざ、ゼウスではないよなぁ、と。
一瞬、ゼウスはガニュメーデースをさらってきたこともあるんだし…イクシーオーンにだって…などと、あらぬ考えが頭をよぎったことは心の奥にしまっておきます。