掃除したての床に、無数に散らばるチリ紙状の謎の物体…、
結婚後、この物体の正体が分からず、数年を過ごしました。
見つける度に指で摘み、ゴミ箱へと捨てていました。
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夫の生態を観察していると、幾つもの不思議な習慣がある事に気が付きました。
その中の1つですが…、
頻繁に、ズボンの中に手を突っ込むのです。
その手は、後ろから、前からと、時と場所を選ばず、大胆に、突っ込まれます。
前の場合は…、ああ、チンポジを定位置に直しているんだな、と理解出来ますが…、
謎は「後ろ」なんです。
「後ろ」という事は…、つまり、その手は【尻へと伸ばす】という事です。
「シルエットロマンス」
何の目的で尻に手を突っ込むのか、不可解でした。
その時の姿勢や手の動きは、見てはいけないモノを見ている様な気分になって、目の前でやられると、目のやり場に困るんです。
でも、ある時、疑問を解くために、ジッと凝視していたら…、
夫【何、観てんだ?】
「ラブミーテンダー」
私「ねぇ、なんで尻に手を突っ込むの?うっかり指が【滑って穴へ】
「すべてをあなたに」
入ったら汚いじゃない、やめてよ」
しかし、夫は意味深な薄ら笑いを浮かべるだけ…、
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そんなある日、洗濯をしようと、下着類をネットに入れていた時でした。
夫のパンツが一枚しか出ていない事に気付いたんです。
1週間に一度の頻度なら、7枚はある筈…、なのに一枚とか、おかしい…、
私は、浮気女に洗って貰っているのじゃないか?と疑いを持ち、深夜にも関わらず、大声で夫を詰問しました。
私「1週間やってないのに、これだけって…、少なく無い⁉︎」
(多分…、何も知らない御近所には、変な意味に解釈された可能性はゼロでは無い)
夫「俺、同じパンツを次の洗濯まで履いてる」
私「えっ⁉︎!(◎_◎;)なんで?何か宗教的な戒律なの?」
夫「子供の頃からの習慣なんだ」
私「(ああ、義母さんが家事をやらない人だったからね、可愛そうに。
せめて【潔癖の母】と迄は、
「岸壁の母」
言わないけど、衛生意識がある人だったら良かったのに…)
でも、今は私が洗濯するから出してよ。大体、同じパンツ履いてるとか不衛生じゃない、【肌】が
「花」
痒くならないの?」
夫「だから、トイレットペーパーで作ったナプキンを当ててる」
私「その手作りナプキンは、毎日替えてるの?」
夫「いや、次にお風呂に入るまで、同じ物を使ってる。最近のトイレットペーパーは柔らかいから、【あっという間に】
「あっという間に」
直ぐに【紙破れて】
「夢やぶれて」
粉々になるよね。^_^」
その瞬間!
あのゴミの謎が解けたんです。
私「もしかして…、あの床に散らばってるチリ紙みたいなゴミって…、それ?」
夫「うん」
私「ギャーーー!うえ〜〜〜っ!」
私は【吐かずにいられない】気分になりました。
「好きにならずにいられない」
私「そんな…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
私、何も知らなかったから、摘んだその指でポテチを食べたりしていたんよ」
夫「その指【舐めたんか?】」
「なめとんか」
私「舐めたよ…」
夫「ワハハハハ…ψ(`∇´)ψ」
私「ねぇ、私に対して【ゴメンと言いたい】
「ワンモーメント インタイム」
とか、謝罪の気持ちは無いの⁉︎」
夫「ワハハハハ…(≧∇≦)」
まるで、積年の恨みを晴らしたかの様に爆笑する夫。
【ハシャギ過ぎ】です。
「ハナミズキ」
この時、私はパンツを毎日交換する様、釘を刺しました。
が…、幼少時代からの生活習慣は一朝一夕には変えられなかったのか、本人にその自覚がなかったのか…、
更生せず、今日に至ります。
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
そして、「リタイヤなんもしない人」という肩書になった夫は…、
夏場でも2.3日に一回の入浴になったんです。【オールウェイズ ラブ湯】の
「オールウェイズラブユー」
私には考えられません。
それに従い、手作りナプキンの交換頻度も低下しました。
なので、以前よりもボロボロ、ポロポロのモノが、散乱する様になりました。
もう、言っても無駄だと諦めの境地に達している私ですが、やはり、夫婦といっても、一つ屋根の下に【同居】
「東京」
している他人なんです。
もう少し配慮して欲しいものです。
それに、床掃除をした直後に、あのゴミを見つけると…、
ああ、もう…【やだ!そうそう】
「涙そうそう」
って、心が折れます。
対抗策として、夫のパンツの裾にゴムを入れてブルマー風にリフォームしようか?と検討しましたが…、
そのうち介護が必要になり、成人用オムツを利用するかも知れません。
その時は、習慣に倣い、1週間、同じ紙オムツを使い続けて貰っても良いだろう、と思っています。
では、また。
(^_−)−☆